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第一章 静かな日常と覚醒 2
全面的に自己責任でお願いします。
第二話 静かな子供
僕は、静かな子だった。
あまり泣かず、無闇に騒ぐこともなく、いつも周囲をじっと観察していたらしい。
「ユーリは本当におとなしいのね」
母はそう言って、微笑みながら僕の頭を撫でる。
兄や姉が走り回って遊んでいても、僕は庭の片隅で花を眺めたり、木陰で空を見上げたりしていることが多かった。
言葉を覚えるのも、歩くのも、平均より少し早い。
けれど、それは才能というほどではない。
ただの、少し落ち着いた大人しい子供。
誰も、特別だとは思わなかった。
読み終わってのクレームは、お止めください。
自己責任です。




