15・こいつもチートすぎだろ!?
今回は短めです
「うおっ、何だ!?」
いきなり別々の場所に転移させられたレックスは混乱していた。
しかし、数分後には状況を理解した。
「なるほど、ここでレベルを上げてボス戦に挑めって事か」
(面白い!)
心の中でそう叫んだ。
ナーナと一緒にゲームをしているだけあって、レックスもかなりの戦闘狂なのである。
「先ずは••••••おっ、丁度1匹で孤立してるやつがいるな」
魔物は自分と同等のレベルという事を知っているレックスは1匹で孤立している魔物を標的にした。
魔物のレベルを知らない戦闘狂のレックスだったら、何も考えずに魔物の集団に凸っていただろう。
「食らえ!!」
レックスは全力で創り出した炎を纏う魔剣を振り抜いた。
「グルァアアァ!」
という断末魔を上げながら魔物が倒れた。
「思ったよりも余裕そうだな」
されもそのはず。
レックスの魔剣は切れ味がいいだけでなく、炎を纏っているので、相手へのダメージ量が増え、自分と同レベルの魔物でも楽に倒せるようになるのだ。
そういう有利な点は特に無かったというのに速攻でクリアしてしまったナーナは一体••••••
そしてレックスはその調子で20体程魔物を倒していった。
「ふぅ、ボス部屋に繋がっていそうな扉は見つけたけど、まだ開かなそうだな」
レックスはナーナと同じくらいのペースで扉まで辿り着いていた。
「とりあえずステータスでも確認してみるか」
種族 エルフ 名前 レックス
レベル 65 職業 賢者
装備 無し
耐久値 7000
筋力値 3600
敏捷値 3000
防御値 1100
魔力量 3900
魔力適性 S
スキル・魔法一覧
魔法創造 武器創造 剣術 斬撃生成 重力魔法 付与魔法 身体強化魔法 水魔法 雷魔法 土魔法 風魔法 炎魔法
特性一覧
・創造神の加護
となっている。
控えめに言ってぶっ壊れだ。
ナーナが頭脳系チート、アリサが脳筋チートだとしたら、レックスは能力チートって感じだ。
ちなみに、レックスが持っている魔法は全て『魔法創造』で創り出したものだ。
そして、『武器創造』で作り出した武器に、『付与魔法』を使って好きな能力を付与して魔剣が完成する訳である。
控えめに言ってチートだ。
ひなみに、レックスが創り出した魔法の殆どがその場のノリで創ったものである。
気まぐれでほいほい強力な魔法を創り出された運営が少し不憫だ。
まぁそんなわけで、この階層でレックスが苦戦する要素は1つも無いのである。
「結構魔法増えたけど、『空間魔法』とかはイメージが難しくて創り出せないんだよなぁ」
欲が深いものである。
「取り敢えず、扉が開くまでレベル上げと行きますか!」
ドゴン!!!バカン!!!ズドン!!!ボォオオォ!!!シュパン!!!
というような轟音を鳴らしながらレベルをあっさり100まで上げてしまったレックスは、丁度開いた扉の向こうの白い空間に足を踏み入れた。
次回は主人公視点になります。
ちなみに、もう数話で第二章に入ります。
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