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アキラ君の立身出世  作者: Mick
アルバイト編
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TOMにむけて_1

 翌日からTOM受験に向けて準備を始めた。


 TOMはスキルとフォーミュラに分かれていてそれぞれ500点満点だ。


 スキルは身体能力テストと魔法戦闘能力テストの二つに分かれている。

 身体能力テストの配点は200点で100メートル走、反復横跳び、垂直跳び、重量上げ、握力など基本的な身体強化魔法の力を見る。

 魔法戦闘能力テストは300点で、監督官との模擬戦闘により点数をつけられる。


 フォーミュラは魔法回路の知識を解く筆記テストが200点に、出されたお題の魔法を正しく回路が組めるかの魔法発動テストが300点の配分だ。


 昨年の瞳ちゃんのTOMスコアは420点で内訳はスキル110点、フォーミュラ310点。スキルの内、身体能力が40点で魔法戦闘能力が70点、フォーミュラの内、筆記が190点で魔法発動が120点だった。


 これから約2ヶ月でどれだけ点数を高められるか?

 瞳ちゃんは魔素を目で見ることができるようになり、魔法回路の規模を大きくすることができるようになった。これだけで、魔法戦闘能力と魔法発動の点数が飛躍的に上がるだろう。


 それに対して俺の昨年のTOMスコアは425点で内訳はスキル270点でフォーミュラ155点。スキルの内、身体能力が100点で魔法戦闘能力が170点。フォーミュラの内、筆記が45点で魔法発動が110点だった。


 俺は圧倒的にフォーミュラが低い。その対策として筆記は終業後に瞳ちゃんが教えてくれることとなった。


 また魔法発動に関しては瞳ちゃんに教わりつつ、倉田さんに頼んで仕事中に練習できることにした。

 下呂ワンでの仕事には、雑魚処理というものがある。自然に湧き出るモンスターたちを適度に狩ってゲストが楽しみやすいように数を調整するというものだが、これを積極的に担当することで練習する。

 下呂ワンとしても今まで安全のために魔石装を使い処理していたものが、節約になるので助かるそうだ。


 身体能力魔法は俺はもともと高いので、そのままを維持できるように、瞳ちゃんは向上できるように、魔法なしの基礎を二人トレーニングをする。


 問題は魔法戦闘能力だ、これは魔泉のモンスター程度相手では鍛えられないので今後の要検討だ。



 翌日から仕事が終わった後、休日に瞳ちゃんがフォーミュラを教えてくれる。


「空気中の魔素は、それだけでは機能を持ちません。人が魔法回路を通じて力に指向性を付与することではじめて効力を発揮します。」


「魔素には大きく水、火、土、風に分類されます。それぞれの魔法を使う場合、なにもないところから魔素を状態変化させる際のは大きく複雑な回路が必要なので、通常は元となるものを用意します。

水であれば呼水、火であれば種火、土は土核を使いますが、風だけは空気として存在しているので、風を起こす動作を元として使います。

こういった基本のことなので、わかってると思いますが、TOMでは必ず出ます。」


 ここら辺は大丈夫、専門学校でも習ったから理解している。


「ノイズにはその土地の魔素から噴出したり、太陽の影響からくる自然ノイズと、自分の魔法同士が干渉してしまう内部ノイズがあります。

そのため、その場に応じたノイズガードを回路に組み込む必要があります。

今日は代表的なノイズガードを組み込んだ回路を確認したいと思います。」


 2時間みっちり瞳ちゃんの講義を受ける。


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