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アキラ君の立身出世  作者: Mick
C級探索者編
39/64

瞳ちゃんの悩み

「ミシェルさん。婚約者がいるってことは恋愛経験豊富なんですか?」


「瞳ちゃんいきなりどうした?

恋愛経験はもちろんなくはないぞ。」


「あのー、女の方からデートに誘うのはどうしたらよいのかなと思って。」


「アキラか?」


 うなずきで応える。


「やつは色気よりも食い気タイプだな。胃袋を掴むと良い。

料理ができると良いから、真理子に教えてもらおう。ただそれはすぐに結果が出るわけではない。

私の知り合いが飲食店をやってるから、予約できないか聞いてみよう。」


 ミシェルさんはスマホを取り出して連絡している。


「もしもしミシェルだ。久しぶりだな。あー、私はもう元気だ。

・・・じゃあ明日二人分よろしく頼む。今の私のチーム二人が行く。」


「焼肉坂井という店が、明日の休みに二人予約取れたから誘ってみると良い。」


「ありがとうございます。頑張ります。」



 昼休みに訓練から戻ったアキラ君に勇気を出して食事に誘う。


「アキラ君、明日よかったら夜食事しませんか?焼肉坂井が予約できたんですけど、どうでしょう?」


「え?予約待ち半年以上の焼肉坂井?

現役A級探索者でもある坂井さんがやってる隠れ家的名店の?」


 こっそりミシェルさんがうなずいている。


「そっ、そうです。ミシェルさんの知り合いらしくて予約してくれました。」


「絶対に行く!誘ってくれてありがとう。

なんかすげーやる気出てきたー。」


 満面の笑みで応えるアキラくんにホッとする。ありがとうございます。ミシェルさん。

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