プロローグ(3)
「あと少し......ッ!?」
スクリーンの右から黒い何かが襲ってくる
「くッ!」
右腕は黒い何かに直撃され、私の機体は衝撃と共に飛ばされた
「うわあああああ......なん、の!!!!」
ブースターを起動して、空中で受け身を行った
「......ふぅ、ってしつこい!」
着地のすぐに黒き機体は目の前に現れて
「うわた!?」
私は不意に奇声を上げていながら黒き機体の攻撃を避けていた
その途中で機体の右腕は無くなったことを気付いた......右腕!?
「だァ~!!!!! 維持費用がァァア~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
右腕滅茶苦茶高いぞ~!!!! なんで誰も右腕狙っているんだ~!!!!!
「こ、の、馬鹿野郎が!!!!」
アサルトライフル構って、なんか運よく敵の右腕に銃口でキスしたような距離に
「おら~!!!!!」
三連発で打ち出して......普通なら何か当たって弾が途中で消えた......だが
黒き機体の右腕は、落とした
落とした、落とした
「」
黒き機体もこの状況に呆れたように止めた
「す、すまん」
その瞬間黒き機体の目は白から赤色に変わった
「とわァ~!!!!」
先より動きが早くなった
「ぼう、ぼう......暴力なし~!!!」
焦ってライフル撃ち出した
......運よく足に当たった
先までの早さな動きが一瞬で止めた
「」
「えっと、コックピットは、当たれるか......な?」
でも、そのことを許さなかった
敵の足と右腕はテレポートによって修復した
「だよね~ テロリストも金持ちだね」
「逃げるんだ~!!!!!」
黒き機体の右腕を拾って、ブースターを起動した
「これをお土産にするからじっとしていて~!!!!」
ということもなく
黒き機体は初めて射撃武器を取り出した
「だ~? レールガン!?」
{ENEMY}「クタバレ~!!!!!!!!」
先まで声もなかったのに、突然黒き機体のパーツの声を聞こえた
......この右腕のせいか~ めちゃ切れているね
......あれちょっと? 後ろから高エネルギー反応......これ最近ニューズに書いた
EMP「おこるれーるがん」だね?
そして、機体の機能は大声と共に消えた
「......金持ちね~」
「サブエンジンを起動して......よし、起動したあああああああああああああああ~!!!!?!」
黒き機体は私の機体を踏んでいた
そしてナイフを降ろすどころだった
「何無産~!!!!!」
{UNKNOWN}「チェストォォオ~!!!!!!!!!!!」
赤い機体が巨剣を振り落とし、黒き機体を飛ばした
......味方反応だ
{UNKNOWN}「そこの機体、テレポートポイントまで退避して」
{UNKNOWN}「おい、アカバカ、射線から離れて」
{UNKNOWN}「だれか馬鹿だ!!!!!」
......
私はブースターを起動して、テレポートポイントに辿り付いた
{テレポート開始します}
「ふぅ」
「いつ見ても、呆れるね」
冷静になった私は、なんとか奇声を止めることができるようになった
テレポートされる前に見たの、特殊な兵装を纏っていた
恐らく異能機だ、敵と同じの異能を持つ機体だった
「現実に見えないね」
「うん?」
仲間からの流れ弾は次々近付いてくる
{UNKNOWN}「バカ!! そこは味方だ!!!」
{UNKNOWN}「ちょこまかっといらつくよ! 一発でぶち壊してやるよ!」
......なんかやばいのが......撃てくる......
ある異能機の肩に置いたビームランチャーは、こっちに狙っていた
いいや、狙っているのは、あの黒き機体だろう
{UNKNOWN}「発射~!!!!」
「うわあああああああああああああああ~!?」
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{テレポート完了}
命中される前にテレポート完了した
......下はちょっと、まずい事になちゃった状態
「もういや、異能機なんで」
「もういやだ」
コックピットの中で、泣いていた私は
最悪の事態が迫ってくることを、気付いてなかった