殺人事件→連続殺人
「んぁ~~。・・・今、何時だ?」
時計を見ると10時、爽やかな朝の香りが・・・10時?あれ?どこが爽やかな朝なの?馬鹿なの?10時って朝か?いや、それよりも朝飯どうしよ?まぁいいか。
そんな適当なことを考えながら一階に降りた。
「おーい、氷華起きてるか~?」
返事がないな。それにしても今日はちょっと暑いな。・・・シャワーでも浴びるか。
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「ふぅ、すっきりした~。」
汗かいた後のシャワーって気持ちいいよね。最近はまた暑くなってきたし。さて、飯は軽いものでいいか。確かコーンフレークがあったよな?それでいいか。昼ちょっと多めに食べれば。
「桜ちゃん。お風呂にはいろ。汗かいちゃったし。」
「えっ?いいの?」
「うん、いいよ。じゃ、いこ?」
はっ?今なんて?ちょっ、俺今上がったとこなんですけど?えっ?まじか。とりあえずパンツだけはっ!
----ガララッ
「えっ?」
「キャッ!?」
「うおっ!」
あ、あぶねぇ。もう少し来るのが早かったらヤバかったぜ。・・・あれ?3人分声が聞こえた?・・・・・・あっ!桜ちゃんか。すっかり忘れてた。
「あれ、お兄ちゃん何してんの?」
「風呂に入ってたんだよ。汗かいてたし。」
「そーなんだ。ん?どうしたの桜ちゃん?」
「あ、あの、お、お兄さん。その、ふ、服を…。」
「ん?」
・・・あぁ、そういえば俺、パンツ以外装備してなかったな。
「2人とも朝はコーンフレーフでいいか?」
「えっ?いいけど?どうしたの?」
「俺もさっき起きたばっかりでな。あと1時間半で昼飯だし軽いものの方がいいと思ってんな。」
「いいよ~。ねっ、桜ちゃん。」
「はい。」
異論はないみたいだな。
「その代わり昼は手の込んだもの作るから。」
「やったー!」
「ほら、さっさと風呂行ってこい。」
「はーい。」
・・・仲いいな、あいつら。
「さて、と。」
とりあえず今日やっておかなければならないことは
1・組織への連絡
2・昼飯の準備
3・買い出し
4・本のチェック
ぐらいか。組織への連絡は昨日莉那からやっておいた方がいいと聞いた。買い出しと本のチェックは昼過ぎにやっても問題ないだろう。・・・そういえば外出ってもういいのか?そう思いテレビをつけてみると
『速報です。再び如月学園付近で男性の遺体が発見されました。この男性も体の至るところを大型の刃物で切られており、警察は同一犯の可能性があるとみていて、付近の住民には外出をしないなどと防犯を心がけるよう注意してください。』
・・・まじか。まぁ、移動は自分の部屋で『空間転移』を使えば移動はできるだろ。
能力ってさいこー
ありがとうございました




