日常②
ラブコメって書くの難しいですね。僕は一切そんなことに今までの人生(17年ちょっと)かかわったことがないので。
1限目の体育の授業で犠牲(真也)が出たが何とか終え、座学の授業を半分寝ながら受けていると昼休みになっていた。
「もう、昼休みか…。」
「お前、寝てただけだろ?」
脳筋バカがなんか言ってる
「何言ってんだ?ノートはとっているぞ?」
俺はやるべきことはしっかりとやるんだよ。ということを真也に言うと
「ああそうですね、まじめですよね。創治さんは。・・・それより飯だ飯。」
「全然信じてないな。それじゃあ、食うか。」
そう言って、弁当を広げる。俺の正面では真也が購買のパンを開けていた。
「相変わらず、創治の弁当はうまそうだな。」
「そうか?結構手抜きだぞ?俺の分しか弁当作らないし。」
家の妹は中学生だから給食で親がいないから俺の分だけだ。
「あ、あの、神谷君。よかったらごはん一緒に食べない?」
真也と飯を食べていると、鈴野さんが声をかけてきた。
「おう、いいぞ。なっ創治?」
「まぁ、かまわないけど。・・・池田さんも一緒?」
「えっ?うん。」
2人も増えるのか…
「真也。横の机持って来るから椅子2つお願い。」
「分かった。」
さすがに4人で机1つはきつい。
「よっと。」
「ご、ごめんなさい。忘れてた。」
「気にしなくていいよ。特に疲れる事じゃないから。」
「ありがと、神谷君。」
「おう。」
「朱里ちゃん。食べよう。」
しかし、どうして鈴野さんは俺に絡んでくるんだろうか?特に何かした覚えはないんだけど…
「神谷君、そのお弁当おいしそうだね。お母さんが作ったの?」
「あっ、ちょっ、鈴野さんっ。」
鈴野さんが聞いてきた。正面であせっている奴は知らない。
「いや、作ったの俺だけど?」
みんな言うけどそこまでおいしそうかな?
「神谷くんが作ったの?そのお弁当?」
「そう言ってるわよ。・・・でも確かに男の人が作ったとは思えないわね。ちょっともらっていい?」
なんで池田さんまで疑ってくるんだろう?これくらい普段料理していたら当たり前じゃないのか?
「いいよ。」
「じゃぁ、卵焼きを交換しましょう。」
「私もいい?」
「うん。」
女子2人とおかずの交換をしてしまった。これがモテキというものなのだろうか?・・・・・・いや、こんないい人たちが俺なんかを好きになるわけないか。あと、真也。パンをくわえながらこっちを睨むな。口の端から焼きそばが垂れてるから。
「それじゃあ、いただくわね。」
「いただきます。」
「召し上がれ。」
鈴野さんたちはそう言って卵焼きを食べると・・・止まった?
「えっ?おーい、鈴野さん?池田さん?起きてる?生きてる?」
「はっ、ごめん。あまりのおいしさにトリップしてたよ。」
「おいしい・・・。」
どうやらトリップするほどおいしかったみたいだ。そんなにかな?・・・うん、いつものクオリティ。
「神谷君、これってお母さんから教わったの?」
「いや、自分で納得できるまで練習しただけだよ。それに俺、親いないし。」
「えっ?それって・・・」
「大したことじゃないんだけど10年くらい前に両親とも出かけて行ったまま帰ってこなかったからね。妹もいたから自分でできるようにしただけだよ。」
「ご、ごめんなさい。」
「いいよ、別に。もうとっくに割り切ってるから。」
本当にもうどうでもいい。あの頃は両親の心配より妹の世話をしなくちゃいけなかったから。
「それより、飯食おうぜ。」
「そうだね。」
「そうね。」
「そうだな。」
ありがとうございました。




