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陸軍少年学校物語  作者: 崎ちよ
第3章  水無月「学校祭の季節です」
17/81

第17話「大人の階段のーぼるぅー」

 

「……サーシャ、だめ」

「だまれ」

 能面の男は風子の髪を鷲掴みにしたまま、地面を引きずるようにして持ち上げる。

 彼女は痛みに逆らうことができず、ふらふらと立ち上がった。

 恐怖を抱えたまま彼女はゆっくり目を開けると能面の顔が真横に、その視線の先にはサーシャが立っていた。

 能面男の興奮した息遣いを聞きながら、狂っていると風子は思った。

「ロスケに加担する非国民が」

 興奮しすぎているのだろう。

 能面男の発した声はイントネーションが変になっている。

 風子は殴られた箇所や髪の毛を引っ張られる痛みを感じながら、目を動かし、緑が無事なことを確認して安堵した。

 ――そうだ……とりあえず大人しく動かなければいい、学校の中でこれだけ騒いだら教官達がもうすぐくるはずだから。

 彼女は視線を移す。

 目の前のおかっぱの金髪が逆毛立つのが見えた。

 ――ああ、サーシャ、そんなに怒っちゃだめだよ……今動いたら危ないよ……。

 じりじりと近寄る男達の手には、金属バットのようなものが握られていた。




 ■□■□■


 外出。

 彼らは外出するということが、こんなに特別な事だと思っていなかった。

 生まれてからこの陸軍少年学校に入るまでの間、それは当たり前の権利だと思っていた。

 彼らにとって外出は自由の象徴であり、生きる理由にまでなっていた。

 六月になり、一年生達は個人で外出ができるようになっていた。

 レベルがなんだか上がった気分である。

 五月には一応、引率外出――まるで修学旅行のような上級生との強制団体行動をとらないといけない外出――はあったが、もちろんリフレッシュなんてできない。

 学校の朝礼で個人で外出が可能なことを生活指導教官である二中隊の副中隊長(野中大尉)が告げた時、男子は叫び声を上げ、女子は拍手をした。

「門限だけは守れよー、守らんと一ヶ月の外禁なー」

 気の抜けた声で野中(おっさん)は言ったが、誰も聞いていない。

 彼らが入隊して二ヶ月。

 はじめて自由を手に入れたのだ。

 ただし、制服での外出であるため、いろいろと制限はあるのだが。



 上田次郎はあの正門を出た瞬間、これって出所だな、と思った。

 ヤクザ映画のワンシーン。

 出所した若頭が手をひさしにして、その下にから覗く目を細めて、明るい街並みを見る。

 そんなシーン。

 彼は一人でその門を飛び出し、バスに乗った。

 目的地は香林坊。

 初めてのキラキラした都会。

 生まれ育った九州の炭鉱町にはない風景なのだ。

 彼の目的はひとつ。

 『渋いマスター』『JAZZ』『珈琲』が揃うお店で『読書』をして、渋い大人への一歩を踏み出すことだった。

 大人の階段を登りたい年頃なのだろう。

 目的地に向かうバスのなかで、にやにやする顔を必死に堪えながら、街並みをじっくり見ているとバスが止まった。

 バスから降りようとする列の中に、知っている人がいたのだ。

「あ、ジュ……」

 声をかけようとしたが、途中でやめた。

 彼の同部屋の先輩である渡辺潤に手を振る年上の大学生っぽい女性がいたからだ。

 潤が降りた瞬間、走りよった彼女を見て、次郎は彼の彼女だろうと推測していた。

 彼女さんが潤の手つなごうと手を出したが、潤はその差し出された手を優しく押し返した。その代わりに何かをしゃべって、二人で笑っていた。

 ――めっちゃかっこいい。

 次郎は、潤の表情、仕草、そして年上の女子に対しても余裕ある態度を見て感動していた。

 ――僕もいつかは、年上の女性に対してでもあういうことができるようになりたい。

 無理だけどね、と自分でツッコミを入れながら、なんだか寂しくなってしまった。

 それでも諦めず大人になろうと気持ちを鼓舞して潤から視線を外した時、バスが動き出した。

 そうして、高い建物が密集してきたところでバスを降りた。

 次郎はこんな場違いな場所を早く抜け出したい衝動に駆られる。

 テレビなんかで見たことがあるブランド名の看板が大きく目に入ったからだ。

 そこらじゅうにそういものを飾っているお店が立ち並んでいる。

 あまりに場違いな感じがした。

 歩いている人たちが、とてもオシャレに見えてそして大人に思えた。

 子供の自分なんかがいる空間ではないと思ったのだ。

 彼はその場所から逃げるように早歩きになり、違う通りに抜けていった。



 次郎が生まれたあの炭鉱町で喫茶店といえば、おばちゃんとかがやっていて『おしるこ』『カキ氷』とかがメニューにあるようなお店だ。

 もちろん外国の国名や都市と同じ名前の看板が掲げられているようなお店。

 そして、夜は間違いなく居酒屋、スナックとして営業している。

 ――せっかく、田舎を出たんだから渋い大人への一歩を踏み出したい。

 彼は目をキラキラさせながら、通りを歩いていた。

 香林坊から少し離れたところにいくと、すれ違う人々の年齢層が、バス停付近よりもだいぶ下がってきた。

 彼は渋い店を見つけるために、若い人たちがいる場所にいくのは矛盾しているのだが、あまりに場違いなところを歩くには早すぎた。そして、今彼が歩いている場所は白い石が引きつめられた石畳の通りで、若者向けのショップやメジャーなバーガー店があるようなところだった。

 彼は歩きながら、お店の看板と雰囲気を見て目的の場所を探す。

 ――シュタッバか……。

 矢次に注文を聞かれ、ヘキヘキした覚えがある。

 彼はこういう店は経験済だった。

 ちょうど、入隊のために九州から金沢にくる途中の京都でお店に入ったのだ。

 そこはなんとなく落ち着きのない店で、彼が求めているような店ではなかった。

 そう、彼はメジャーなチェーン店に用はなかった。

 ――渋いところ……それにジャズ。

 歩いていると、木製の看板に「珈琲」の文字がある店を見つけた。

 看板だけが出ていて、店に入るにはその細い階段を登るしかないような場所。

 彼は勇気を振り絞り、その細い階段を上っていった。

 途中、ガラス越しに小さな四角い穴があり、そこに瓶に入っている珈琲豆とか、古い木製のミルなどが飾ってあった。

 彼の期待が高まる。

 こういう雰囲気にあこがれていたのだ。

 そしてドアをそっと開けた。

 彼の田舎の喫茶店にあったカランカランンとなるような鈴はない。

 代わりに数歩進むと店員の声が聞こえた。

「いらっしゃいませ」

 次郎は一瞬がっかりする。

 渋くはない女性の声。

 彼はおっさんの登場を期待していた。

「お一人様でしたら、カウンターになさいますか?」

「あ、あっちの席でお願いします」

 彼はとっさに奥の二人用のテーブルを指差した。

 三十台ぐらいの赤い縁の眼鏡の女性は、にっこり笑顔で「どうぞ」と言った。

 白いシャツにほっそりとした黒いパンツ。

 男装的な制服は彼女の魅力を十分引き出していた。

 彼は椅子にチョコンと座り、店内を見渡す。

 思ったよりも明るい、でも落ち着いた感じのするお店だと思った。

 珈琲の香ばしい香りが充満している。

 カウンター近くには、お酒みたいなビンがたくさんある。

 きっと夜はバーになるのかもしれない。

 彼は席に座り、なんともそわそわする気持ちを抑えるために、メニューを開いてみる。そして、固まった。

 珈琲……と書かれた欄の下に『ストレート』『ブレンド』『アレンジ』とあり、『ストレート』にはブラジルやジャマイカなんて国名やキリマンジャロ、ブルーマウンテンといった山の名前がある。

 彼は困惑した。

 そして値段。

 ――高っけえええー。

 ――『ブルーマウンテン千五百円』って何? 缶コーヒーのアレとはどう違うのっ。

 そう叫びそうになったがぐっとこらえ、次に『ブレンド』の欄を見る。

 そこには、金澤や白山といった地名が十種類近く。そして『アレンジ』にはウインナーコーヒー。

 ――大丈夫……いくら僕でもウインナーコーヒーのウインナーはウインナーじゃないことはわかってますよ。

 と勝ち誇ってみる。

 ――……でも何が入っているだろう。

 気になってしょうがない。

 そうしているううちに、さっきの声の女性が来て、次郎の前に立った。

 次郎が見上げて目が合うと、にっこり笑顔を浮かべた。

 彼は慌てて目をそらし、自分の顔が赤くなったことを自覚できるぐらい顔に熱を帯びてしまった。

 年上に弱い子なのだ。

 しょうがない。

 女性がグラスに入った水を静かにテーブルに置く。

「お決まりでしたらご注文をお伺いいたしますが」

 と一言。

 彼は上ずった声で「は、はい」と答えてしまった。そして、そのことを気にしてか、ごまかそうと「お、お願いします」とメニューを開いて、如何にも注文する態勢をとってしまった。

 ――や、やばい……ま、まだ決めていないのにいぃ。

 こうなってしまうと、強制的に注文をしなければならない雰囲気なのだ。

 ――ちょっと、お姉さん、初めてなんで急かさないで……。

 そう心での中で叫んでも、もうどうしようもない。

 ――ど、どーしよ……とりあえず安いものにするか、ストレート、よくわからないけど、子供が飲んでいけないような気がするし……あ、早くしないと、お、お姉さん待たせちゃいけない。

「こ、こ、これを、お願いし、します」

 メニューを指差しながらしゃべったが、そのイントネーションが違った。

 九州の言葉の訛りがでていた。

「アイスコーヒーですね」

 彼は返事の代わりに頭を三回縦に振った。

 今声を出すと更に数オクターブ上の声を出しそうになってしまったからだ。

 女性がカウンターの方に戻ると、彼は安堵のため息をついて、深く椅子に腰掛けた。

 とりあえず乗り切った感があり、彼は持ってきていた文庫本を開いた。

 表紙には『武士道』と書かれている。

 ふと、彼が開いたページには『勇……如何にして肝を鍛錬するか』『人に勝ち、己に克つために』『サムライは、感情を顔に出すべからず』と書いてある。

 彼はさすがに苦笑した。

 あまりにタイムリーすぎたからだ。

 これの百分の一でもあれば、渋く、大人的な注文がとれたんじゃないだろうかと思った。

 ため息をつく。

 今更後悔してもしょうがない。

 せっかくだから、優雅で渋いひとときを過ごさなければならない。

 しばらく本を読んでいると、女性の「いらっしゃいませ」という声が聞こえた。

「お一人様でしたら、カウンターになさいますか?」

「あ、あっちの席でお願いします」

 入り口の方で、ガタンという音。

「あ、大丈夫ですか」

「へ、へーき、ちょっとつまづいただけ」

 彼は顔を引きつらせる。

 彼が知っている女の子の声に似ていたからだ。

 似ている。

 確かに似ているが、いつものその声は自信が溢れた声なので、なんとなく違う感じにとれたのだ。

 しかも、いつもよりだいぶうわずっていた。

 声の主の足音が近づいてくるの彼は感じると、脳内で危険信号が鳴り響いた。

 ――こんなところで、あの金髪ロシア娘だけには関わっちゃだめだ。

 彼は本を立てて、その小さな文庫本に体を隠すように縮こまる。

 彼女は彼と同じ並びであったが、その反対側の奥の方に座った。

 安堵。

 ちょうど視線から外れるような場所に座ったため、こっちに気づく可能性は低いと思ったからだ。

 しかし、気になってしょうがない。

 なんだがすごい圧力を感じていた。

 がさがさとメニューを開き、メニューに驚く気配、そしてそわそわする気配。

 ――おロシア国の貴族の癖に、肝が据わってないな……。

 女性が水を持ってきて、彼の時と同じように「お決まりでしたらご注文をお伺いいたしますが」と一言。

 サーシャは「は、はい」と言って、なにやら慌てて「ア、アイスティーで」と言った。

 とっても日本語的な発音だった。

 ――ほんとこの留学生、日本語上手いよな。

 と彼は思う。

 女性が戻ると、彼女はメニューをもう一度開いて、如何にも「しまったー」というような仕草をする。

 メニューを開いたり閉めたり、落ち着きがない。

 彼の頭の中でアラームが鳴り響く。

 ビーーーゥン。

 ビーーーゥン。

 あの映画とかででてくるような効果音。

 危険すぎる、お互いにこんな状況をみてしまったらバツが悪い。

 ぜったいに絡まれる、と焦った。

 彼の場合は「恥ずかしいなあー、たはは」で終わるが、相手は粗暴な性格なだけに、暴力行為をお見舞いされるに決まっている。間違いない。そう思ってびくびくしていた。

 きっと彼女のこの無様(ぶざま)な姿を知ってしまった彼は、暗殺のひとつやふたつは覚悟した方がいいと思った。

 ――なんにしても夜道は歩けない。

 まあ、門限あるから夜道を歩くことはないが。

 女性がグラスに入った冷たいコーヒーと透明の入れ物に入っているシロップ、そしてミルクを置く。

「お待たせしました、ご注文は以上ですね」

 落ち着く声と笑顔。

少校(ショーコー)の一年生、かしら?」

 ここまでは事務的なお客様モードな感じだったが、急に口調と表情が変わり、暖かみのある声で聞いてきた。

「は、はい、そうです」

 と次郎は答える。そして、もじもじしていた。

「たまに、この店にもあなたたちと同じような制服を着た子が来るのよ」

 とサーシャの方をちらっと見る。

「ゆっくりしていってね、学校は厳しいと思うけど、がんばって、応援しているから」

 彼は小さな声で「ありがとうございます」と答えた。

 ――やっべー。

 冷や汗が垂れる。

 気づかれた。

 今の会話でこっち気づいてしまったのだろう、サーシャが次郎の方向をじろっと睨んでいた。

 お店の中で、他のお客にそんな目つきで睨むのは、ヤンキーぐらいだろう。

 仕方がないので、次郎はそっちを見てぺこりと頭を下げると、彼女はなぜか視線をそらした。

 彼は不思議に思いながら本をいったん置く。

 ストローの紙を破ってアイスコーヒーに突っ込んだ。

 そのままストローに唇を付けコーヒーをゆっくり吸う。

 苦い。

 苦いけどコレが大人の味だろうと思った。この味になれることが大人への一歩だと思うと、不思議とおいしく感じた。

 でも苦いものは苦い。

 サーシャの方にもアイスティーが運ばれてきた。

 彼は本を開き続きを読む。

 『サムライは寡黙であれ』

 彼は一人頷きながら、なるほど、渋い男は寡黙に限ると思った。

 そうしていると、女性が彼のところで立ち止まる。

「あの留学生の子、どこから来たのかしら?」

 と彼は聞かれた。

「ロシアだと聞いています、あまり関わっていないから知りませんが」

 関わっていない、を強調しながら答え、ちらっと女性を見上げる。

 彼はその男装的な制服にも関わらず、ずいっと出た女性の胸に目が釘付けになってしまった。

「すごくかわいい子よね」

 女性は思春期の男の子のそんな視線にも気づかずに話を続けている。

「はあ」

 彼はあんな子よりもあなたの方が綺麗です、しかもカッコいいです。

 そう言いたかったけど、もちろん言えなかったため、ぶっきらぼうに答えた。

「俺、あの人、あまり知らないんです」

 と繰り返した。

 女性が「へー」と意味深げな微笑を浮かべ、カウンターに戻る。すると、彼にとってはデンジャラスゾーンである方向から声がした。

 小さい声だ。

「ねえ」

 無視した。聞こえないふりで乗り越えよう。

「ねえってば」

 彼はこれ以上無視するのも挑発になるかもしれないと思い、ゆっくりと首をそっちに向ける。

 あまりの恐怖のためだろう。

 ガクガクガクといった油の切れたような感じで首が小刻みに動いた。

 固まった笑顔。

 お店の中ではやめろ。

 いつものようなちょっかいはやめろ。

 暴れるな。

 と、念じた笑顔だった。

 サーシャは目が合った後に視線を落とし、じーっと紅茶を見ながら口を開く。

「言っておくけど、私は最初から紅茶が飲みたかったの」

 と言った。そして、ちゅーと音を立てながら、すごい勢いで彼女はアイスティーを吸い込む。

 その後なにかをぶつぶつ呟いていた。

「メニュー、なんでロシア語がないのかしら、日本語で珈琲とか紅茶とか書かれていいてもわからないんだけど」

 とメニューに書かれた日本語を正確に読みながらぶつぶついっている。

 流暢な日本語でぶつぶつと。

 彼はツッコミを入れたかったが、ぐっとこらえた。

 これ以上、ややこしいことに首をつっこみたくはないのだ。

 そうやって、少年少女は半歩ずつ大人の階段を登っていった。



 ――まったく、この国といい、ロシアといい、お子様すぎる学生が多くて恥ずかしい。

 そんなふたりを見ながら独り言をこぼしている女子。

 店の奥、いつもお団子にしている髪を結ばず、肩の下まで自然にしている山中幸子がいた。

 留学生は自国の制服か少年学校の制服を着るか、どちらかを選べるがサーシャと違い、自国の制服を着ていた。

 男女平等意識の高い共和国の陸軍幼年学校の制服は、男女ともに紺色の詰襟の上着にスラックスだ。

 そんな制服を着た幸子は、目の前に置いてある小さなカップに入っている真っ黒な液体を睨んでいる。

 ――共和国の学生は、みな意識が高い。

 この国の高校生はレベルが低い。

 軽蔑した眼差し。

 喫茶店で珈琲を飲むくらいで、ギャーギャー騒ぐ次郎とサーシャを見ていたのだ。

 ふん。

 鼻で笑う。

 その後、エスプレッソの濃厚な香りを楽しむ様に目の前の小さいカップを近づけた。そしてぐいっと液体を口の中に流し込んむ。

 目を白黒させる彼女。

 砂糖も入れずに飲んだため、苦すぎたのだ。

 少し咽る。

「ちょ、ちょっと埃が喉に入っただけだから」

 心配してお手拭を持ってきた女性にそう言って強がっていはいるが、彼女の顔は蒸気している。

 強がる幸子。

 それもひとつの大人の階段なのかもしれない。

 こうして、ちょこっとだけ幸子は外国で大人の階段を上っていた。

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