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第1話 ピンチと少女

第1話からいきなり残酷な表現があります。すみません

「やべぇー!!死ぬぅ!!」


「グルルルル!!」


ほらーもう、あの狼グルルルルって唸り始めてるし!!しかもよだれ垂らしてるー!?


ガサガサ


えっ?


「ガルルルル!!」


まさかのもう一匹!?


リュウ ソラダピンチにつき無双モード第一状態突入を許可する。


はっ・・・?


なにこれどゆこと?


俺は突然の出来事についてけず訳がわからなくなっていたら突然黒い鎧と黒色の兜に包まれた。さらには右手には柄の部分に桜の模様が彫られた日本刀のようなものが握られていた。


「とりあえずは敵を斬るか。」


おれは目の前の狼二匹で刀の切れ味を試すことにした。


スキル『観察眼』(サーチ)発動


ーーーーーーーーーー

ダークウルフ♂

Lv1

状態 飢えている。

ダークウルフ♀の番


ダークウルフ♀

Lv1

状態 怒ってる

ダークウルフ♂の番

ーーーーーーーーーー


・・・うん、これはヤバイね。


なんでダークウルフ♀が怒ってるの?


・・・仕方ないか。


『剣術』【Lv1】発動!!


「・・・『紅桜咲き』」


俺は一歩踏み込むと一瞬でダークウルフ♂のもとへと入り込み首を斬るとそのまま、横に薙ぎ払い斬りをしてダークウルフ♀を殺した。


キィン・・・


俺は刀を鞘に納めると鞘を腰にさして街のある方角を『探索』(リサーチ)を使って歩き始めた。


そんなときだった・・・


「きゃあー!!」


「!なんだいまのは・・・」


右奥の方から少女と思われる悲鳴が聞こえてきた。


仕方がない・・・


おれはため息をつくとしぶしぶ悲鳴がする方へと向かった。


「ううう・・・(T_T)」


ワオ!!てかどうしてこうなってるん?


俺はダークウルフの群れに囲まれて泣いている少女を見つけてすこしばかり混乱した。


「とりあえずは助けるか。」


俺は刀を抜くと群れの内の一匹に向かっていった。


「ガルウウウウ!!」


それに気づいたダークウルフたちは少女から俺にターゲットをかえて弾丸のごとく突っ込んできた。


「おせぇよ・・・『紅桜・五輪咲き』!!」


俺はダークウルフの動きを見切るとその場で力強く踏みとどまり回転を加えつつダークウルフの首を斬っていった。


ブシャアアア!!


俺は返り血を浴びるのも気にせず次々とダークウルフを殺していった。


「ヨクモ ワタシノ ナカマヲ コロシタナ ユルサナイ!!」


リーダと思われる通常のダークウルフよりも一回り大きいダークウルフ(リーダー)は仲間を殺されたことに怒っていた。


「おもしれぇ!!相手になってやるよ!!!!」


俺は刀を鞘に納めるとダークウルフのリーダーと向き合った。


スキル 『観察眼』(サーチ)を発動。


ーーーーーーーーーーー


ダークウルフ


Lv12



状態 怒り


【称号】 ダークウルフのリーダー


ーーーーーーーーーーーー


「ほーう、Lv12か・・・おもしれぇ」


俺はダークウルフ(リーダー)のステータスを見てニヤリと笑うと正面から突っ込んでいった。


「・・・・・・」


ダークウルフ(リーダー)はそれを避けることもせずに構えていた。


「龍拳!!破ぁぁぁぁ!!」


俺は拳を握り締め感覚を研ぎ澄ませるとダークウルフリーダの眉間を思いっきり殴った。


「・・・ナカ ナカ ヤルナ・・・///」


ダークウルフ(リーダー)は気絶する刹那顔を赤めた。



「あれっ?わたしどうしたの?」


「おお?起きたか・・・よかった。」


俺は気絶していた少女の介抱していたら少女が目を覚ました。


「あの・・・ありがとうございました。」


「いや、いいよ。無事だったみたいだし・・・」


「そんな女よりも妾の相手をせぬか。」


俺が少女の相手をしていたら嫉妬をしたのかヤミが後ろから抱きついてきた。


ちなみにこのヤミはダークウルフ(リーダー)が人間化したものだ。


「ところで、ここから一番近い街は何処なんだ?」


俺はヤミを相手しながらも少女にそうたずねた。


「ここから一番近い街は『ミーア王国』です。」


「・・・(ミーア王国?聞いたことがないな)」


俺は聞いたことのない街の名前に首を傾げた。


「あのぉ~わたしも、同行していいでしょうか?」


「・・・別にいいが。」


「ありがとうございます!!」


「・・・ムゥ、妾よりもそんな女子がよいのか。」


俺が少女の街への同行を許可したのをヤミは嫉妬してプイッとそっぽを向いた。


「そんなことはないよ。ヤミの方が好きだよ♪」


「・・・ならよいのじゃ。」


ヤミは俺の言葉に満足したのか機嫌をよくした。


「でつらごー!!」


少女は片言の英語でいくぞ~と言うと我先に行ってしまった。


「ちっ・・・またおそ「きやぁー!!」いってるそばから・・・」


襲われるぞと言おうとしたら既に襲われかけていた・・・トラブルの天才か?


「おらぁぁ!!」


俺は桜部式抜刀術奥義一乃型『桜乱斬り』を使ってモンスターを斬った。


「すごいです~」


「・・・(唖然)」


俺の綺麗な抜刀術に二人とも唖然としていた。


「いくぞ!!」


俺は二人に声をかけるとそのまま、街の方向に向かっていった。





天堕家抜刀術から桜部式抜刀術へ変更しました。

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