強敵ピサロ!!頑張れ牛乳特戦隊!!
よろしくお願いします
「殺す?面白いことを言うな」
ピサロとギューニューはお互いを睨み鋭い視線を交差させる
「面白いのですか?死ぬのが怖くないのですか?」
ギューニューは、ははっと笑って見せた
「ちげぇよ死ぬのがお前の方だって言ってんだよ」
ピサロは一瞬驚いたがすぐにゲラゲラと笑い出した
ギューニューもニヤッと笑みを浮かべる
「なに笑ってんだ?お前こそ怖くないのか?死ぬのがよ!」
ピサロの笑い声が止まった
「えぇ死ぬのは怖くありません」
そう答えた刹那二人の言葉が重なった
「出てこい俺のパチモン!!」
「出てきなさい私のパチモン」
二つのパチモン玉が宙をが舞う
「ミルクラーケン」
「デス日サロ」
ギューニューのミルクラーケンは巨大なイカ
ミルク使った攻撃を得意とする
それに対して
「なんだ…その…パチモンは」
ギューニューは驚いて体が固まっていた
とても奇妙なパチモンだった
巨大で
上半身には三つの目と口
下半身にも顔がついていて
全身が抹茶色のパチモン
「そんなパチモン存在しねぇパチモン図鑑にのってねぇんだ!」
ピサロは気味の悪い笑みを浮かべた
「そうです存在しない、存在するはずのないパチモンなんですよ」
ピサロはギューニューに歩み寄る
ギューニューは後ずさる
「な、なんだよそれ、じゃあこいつはなんだってんだよ!!」
「人間の生み出したパチモンですよ」
ゾワッ
ギューニューは想像もできないほどの恐怖に駆られ腰が抜け地面に伏した
「人が人に造られたパチモンに滅ぼされるとは皮肉なことですねぇ」
ギューニューは顔を上げピサロを鋭い目つきで睨む
「滅ぼすだと、お前何するつもりだ!!!」
「滅ぼすんですよ人間もパチモンも」
ギューニューは何も頭に入ってこなかった
死ぬかもしれない恐怖がそうさせたのかもしれない
滅ぼすと言う現実的でないことに頭がついていかなかったのかもしれない
咄嗟にギューニューは立ち上がる
「ミルクラーケン!!イカスミこうせん!!」
ミルクラーケンの口からミルクのように白いビームが放出された
ピサロとデス日サロを目掛けて伸びた閃光はピサロの前で光を消した
「デス日サロ、殺せ」
デス日サロがミルクラーケンの頭に掴みかかる
「今夜はイカスミパスタにしましょう」
ミルクラーケンの頭が圧縮されていく
顔には涙を浮かべギューニューに助けを求めていた
だ、だめだ特戦隊は今、特訓中で別の場所に行ってるし、大木戸博士も、忙しくてここにはいない…
「いかいか〜」
ミルクラーケンが悲痛な鳴き声を上げる
やめてくれ、頼む誰か……
バチバチ ビリビリ
そのとき…
雷の旗走る音がした…
ビリビリ バチバチ
「――魔ッキー150万ボルト!」
「ハハッ!!」
ギューニューが振り向くとそこにいたのは魔サトシと魔ッキー
「お前たち!!」
魔ッキーの放った150万ボルトはデス日サロに当たりミルクラーケンから手を離す
ギューニューを飛び越えて現れた魔サトシと魔ッキー
その背中は出会った時とは少し違った
「後は俺と魔ッキーに任せとけ!!」
魔サトシは振り返って言った
その時デス日サロから火の玉が飛んできた
「ミルクラーケン!弾け!」
それを弾くミルクラーケン
「何言ってんだ、俺も戦うぜ!」
魔サトシとギューニューは顔を見合って笑い合う
「「「いくぞ!!!」」
次回 ピサロとの死闘!魔ッキーの異変
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