ピサロとの出会いと、それからのこと
よろしくお願いします
それから数ヶ月後のこと
私は各所のパチモン研究所を襲撃し、作られたパチモンたちを集めて軍隊を作っていた
「ここのデータもダメだ、全人類統一に役に立たん」
魔ッキーは計画を行動に移すためのデータを集めていた
その時、薄暗い角から、何かがゆっくり歩み出す。
細身の影、仮面に隠された顔
「なんだお前、ここの研究員か?」
研究所を制圧して1時間ほど立っていたので魔ッキーは今更研究員が出てきたことに違和感を覚えていた
「殺したんですか?」
「あぁ、人間は嫌いだ」
彼は少し俯きながら言った
「そうですか、私も嫌いですよ」
魔ッキーは首を傾げた
「人間のくせに人間が嫌いなのか?」
彼は頷いた
「同じ人間だから嫌いなんです、嫌なところに気づいてしまうんですよ、一緒にいると」
その時一人のパチモンが魔ッキーに近づく
「魔ッキーさん、このデータ役に立つんじゃないでしょうか?」
魔ッキーはパソコンに目を向ける
「こ、これは私の計画によく似ている!?」
彼は高らかに笑って見せた
「ふっふっふっ、それは私の研究ですね」
「ま、まさかお前も、?」
彼は頷いた
「私もそう考えていた時期があったのですが…」
彼の声のトーンがだんだん下がっていく
「何だ、何か問題があるのか?」
「えぇ、私一人では実現できなかったのです」
魔ッキーは笑った
「はっはっ!!お前、俺と一緒に来ないか?俺となら実現できる」
魔ッキーは手を差し出す
「まぁあなたにならできるでしょうね」
魔ッキーは少し言葉に疑問を持ったが何も聞かなかった
「私の名はピサロ人間嫌いの人間ですよ」
ピサロは魔ッキーの手を取った
ーーーーー
「ここにも作られたパチモンが井たくさんいるんだな」
魔ッキーは怒りを込めて言った
「えぇ、人間はパチモンのことを兵器としか思っていないですからね」
魔ッキーはピサロを睨む
「私は別ですよ、そういうところが嫌いなんですよ」
彼があまりにも平然と言うので疑う気持ちも徐々に晴れて行った
仲間たちがパチモンを解放していく
「魔ッキーさん、一匹だけ鍵がかかってるパチモンがいます!」
ピサロは無言で歩き出す
「それは特別なパチモンでしてね、パスワードを入れないと開かないんですよ」
ピサロはパスワードを入力する
「さぁ出てきなさい、最強のパチモンデス日サロ」
ロックが解除された刹那
異形は壁を突き破り天井すら貫いた
その姿はまさに異形
上半身にも下半身にも顔があり全身緑色のパチモンだった
「人間はこんなものまで作りやがったか」
「……えぇ人間は嫌いですよ」
「必ず私の計画を成功させ、人間たちを地獄の淵に追い詰めてやる」
作られたパチモンとピサロたちは全員集合する
「全人類統一計画…これより実行だ!!」
次回 過去と現在 ピサロの襲撃
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