第7話 世界観1
主人公エリカ・ヴァールハイト:元から名のある魔導士の家系だが、特に魔導技術者であった曽祖父の代で卓越した魔法術式を発明した功績により帝国貴族に取り立てられるも、成り上がり者として世襲貴族から妬み嫉みの対象であり、祖父の代から不可解な理由で貴族称号をはく奪、平民へと降格された経緯を持つ。本人は魔導帝国への愛国心がとても強く、謙虚で世襲貴族とも事を構えたくないと考えているが・・・・・・。
世襲貴族:帝国を支配する大貴族の一族。派閥に分かれ互いに仲が悪いが、しかし、自分たちの地位を脅かす存在には団結して排除するという点では利害関係を一致にする意地汚さをもつ。
彼ら彼女らの闇として、彼らはわざと虐げられた魔力なしの人間や他種族を召し抱える習性がある。そいつらを使い、一見世襲貴族に批判的な言動を持つ者たちも実は彼らの子飼いである場合があり、その任務はわざと反体制的なことを言って国内の本当の反世襲貴族派をあぶりだし、密告抹殺することにある。
共和国:一部は帝国と戦争状態にある。反帝国を掲げる共和制国家群。だが、一枚岩ではなく、帝国寄りの国もある。帝国の迫害から逃れてきた人々が多く、比較的自由な気風が満ちた国柄が多い。主人公が逃げ込むことになるヴィントシュティレの森もこの共和国の一つ、アポログラス共和国の国境近くにある。
エルフ:人間種に限りなく近い種族。人間に友好的な存在から敵対的な存在、ただ商売の相手としてみる者たちと部族、個人それぞれ価値観は様々。魔法力は人間種よりはるかに優れたものが多いが、ヴァールハイト帝国は卓越した魔導士の教育過程を確立したことでその優位性は無くなり、帝国の属領として2級市民になっている部族も多い。
魔女:帝国魔導士の資格を喪失した魔導士たちの蔑称。資格はく奪後は魔力の大半を封じられる魔法をかけられて追放される。はく奪の理由は表向きは禁忌の魔法に手を出した、帝国への反逆罪が大半だが、一説では世襲貴族が自分たちの地位を脅かす存在とみなした者は誰であろうと抹殺するために行う口実となっているともうわさされている。
また、帝国の許可を得ずに魔法を使う在野の者、共和国やエルフなどの他種族の魔法使いもこの蔑称で言われる。




