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魔導士の血は魔女が拭く!  作者: Wahrheit2026


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第11話 エリカ、魔導監獄へ連行される

第9話からの続き


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


私はエリカ・ヴァールハイト。


突然の逮捕と第一級魔導士の地位の問答無用のはく奪。


名誉ある第一級魔導士に任官してからちょうど1年目にその悪夢は突然何の前触れもなくやってきた。


私を連行したのは記章の色からして監獄大隊の連中。


魔導士の中でも曰くのある部署として忌み嫌われていて、大体ここに配属される魔導士は実力はあるが人格に重大な問題ありな人間が多い。


すかさず魔力封印の手かせ足かせをはめられた私は目隠しをされ、どこかへと連行された。


馬車に乗せられてしばらくたった後、馬車が止まったかと思うとすかさず降りろと言われた。


時間にして1時間から1時間半くらい。


馬車を2名のおそらく兵士と思われる男たちに強制的に下車させられた直後に目かくしを取られたとき、私は目に飛び込んできた光景に自分の運命を呪った。


私の目に飛び込んできたのは魔導士の中でも重犯罪人のみが収監される魔導監獄第18354地区の重々しい城壁の目の前だったのだ。


研修で一度だけ来たことがあったから存在は知っていた。


絶対に二度解きたくないと思った場所に私は有無を言わせずに連行されたのだ。


さらに私の頭は不吉な情報を記憶から次々に引き出していく。


魔導監獄第18354地区。


ここは第10師団所属第1009監獄管理大隊の管轄。


現場責任者はルナ・クロムシュタット中尉。


私と同じく1年前の卒業式で一緒だったが、出身は魔導士候補生学校12期生。


魔導士候補生学校に入るまでの経歴がほとんど不明なのに実力を認められて特例で入学した謎の多い人物。


学校時代は全く知らなかったけど、演習で一回のみ会ったことがある。


心の底に何か得体のしれない物を隠し持っている、そんないやな気がした人だ。


人事の書類を見ていた時に彼女は兵学校出身者はまず配属されない監獄大隊に配属され多と知った。


その後、異例の出世を遂げて現場責任者にまで最年少で成ったとは聞いていたけど・・・・。


絶対に再開したくないと思っていた人はいきなり私を出迎えた。


「おや~♬これはこれはエリカ・ヴァールハイト少尉殿ではありませんか~♬」


邪悪な笑みに迎えられて私は極卒兵にそのまま独房へと放り込まれた。




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