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あたし ―人の心が読める女―

 あたしは、人の心が読める。


 とはいっても、もともとできたわけじゃなくて転生の時に授かったのだけれど。


 人の心が読めることって、いいことと思われがち。


 でも、あたしは実際に心が読めるようになってからわかった。


 ――破滅と同義だって。


 人の心の中って、プラスのことだけじゃないんだって。


 もちろん、人の考えていることがわかるのは、便利だ。


 お会計の時にどの店員さんのところに並ぼうか、とか特に。


 でも、それよりも人のマイナスな一面が見えてしまう。


 いい人だと思っていたのに心の中は違ったとか。


 気丈にふるまってたけど、心はズタボロだったとか。


 人の悪い考えとか、負の感情が流れ込んできちゃう。


 ――ああ、もう疲れた。


 あたしはどこで間違えたんだろう。


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皮肉集
― 新着の感想 ―
そして彼女は、考えることと言っていることに差がないショタに走るのだった。 いや、それはないか。
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