【用語】魔力・魔法
魔力とはクレイスト大陸に存在する森羅万象に宿っているもの。血のように体を巡り、満たしているもので、基本的に誰にでもあるが量には個人差や種族差がある。
大別して炎、水、風、土、雷、光、闇があるが、派生させて新しい魔法を生み出すことも多い。
【例】
・水の魔力を凍らせて氷の魔法として使う。
・土の魔力を体中に巡らせて筋力を強化する。
光は女神の力であり、巫女や限られた者しか使えない退魔の力。
闇は邪神の力であり、魔人や魔物が使う宵闇の力。
魔法とは術者がどれだけ己や対象物から魔力を引出し、制御し行使できるかで巧拙が分かれる技能のひとつ。
魔力があっても制御が下手であれば暴走したり、著しく弱くなったりする。
魔力が多い者たちは、それ自体が生命力と直結していることもあり、加齢などによる魔力の減退や使いすぎは生命の危機にも影響する。
魔鉱石は自然の魔力が塊となった宝石のような鉱物で、地面や岩壁、川底などに鉱床として露出している。鉱床の土もまた魔力を潤沢に含んでおり、魔晶土という砂になる。
基本的に扱える魔力には向き不向きがあるが、魔鉱石を使うことで不向きな魔力も扱うことができる。
【例】
・水の魔力が得意な者が、炎の魔鉱石を使って火を出す。
魔力には相性があり、悪いと反発作用を起こして爆発したり不発になったりするが、良いと相乗効果で威力が上がる。
・火は水と土に相性が悪く、風と雷に相性が良い
・水は火と風に相性が悪く、雷と土に相性が良い
・雷は土と風に相性が悪く、火と水に相性が良い
・風は雷と水に相性が悪く、火と土に相性が良い
・土は火と雷に相性が悪く、風と水に相性が良い