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俺はここが異世界と思っていたが違うらしい  作者: サー島
第一章-幼年編-
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神様仏様マジでごめん!

さて、さっきも聞いたが今日は何をするんだ?


《はい。では、筋トレや走り込みをしていきましょうか。折角身体が自由になったのですし。》


お、やっと体育会系の能力を獲得しにいくのか!

5年間あんなに思考系の能力の心を無にすることをしてきたのに、結局獲得できなかったもんなー

あんなにやったのに・・・あんなに・・・


《はい。そのことはまぁ、しょうがないですね。あの状況で心を無にするのは酷だったでしょう。所謂(いわゆる)花の園での修行でしたもんね。でも、これから、今日からは日中にも修行が出来る時間が取れたのでそっち系に力を入れていきましょう。まずはとりあえず身体を動かして体に負荷をかけてください。あと一つ5歳児の身体という事お忘れなきように!》


は、はいーー・・・

とりあえず家でできることをしますか。

腕立て?腹筋?それともスクワット?的な感じでいいんだよな?

前世の時に筋トレなんてしてこなかったもんなー

幼い時に大丈夫なんだなアビ?


《はい。少しだけ身長の成長が止まるとかなんとかがあるかもしれませんね。そう、少しだけ・・・》


え、やだそれ、やりたくない。

身長止まるって男子にとっては死活問題だよなー

筋トレはやめだやめだ!

ハイリスクすぎる。せめて身長止まってからでも遅くないだろう。筋トレは5歳のやることではないな。

うん!そうだ、そうだ!

だから、走り込みをやろう!

走り込みだったらその心配もないだろう。


《はい。了解しました。しかし、走り込みと言いましてもお一人でですか?》


うん、そうだけどどうして?

また何か問題でもあるのか?

・・・・

・・・・

あっ!?


友達がいない!!


《はい。外で5歳児が一人でにマラソンを始めたら、クレア様や通りすがりの人に目を疑われると予想されます。せめてお友達との鬼ごっこでの走り込みなら何の問題もないかと思います。》


と、友達だと!?

そんな自分では一番どうしようもない外的要因に阻まれるとは・・・

なんか、泣けてくるわーー

じゃ、俺には今日も新しいのを獲得ができないんやないかーい!

も、もうなんかめんどくさくなってきたよ能力開花(オールクリア)

もういいかな、そんなんで花の幼年期を潰すのは違う気がしてきたよ、こんなに機会を潰されるのは偶然ではないような気もする。神様にでももう能力取るな!とか言われたりして。


《はい。わたくしもそんな気がしてきました。この世界が能力の獲得を認めていないような・・・いいえ、決して貴方様が悪いわけではありませんよ!人生を楽しみましょう!》


なっ!?


で、でもそうか、空間(スパティウム)なんてとんでも能力を獲得したんだから、神様でも仏様でも気にくわないだろうな。

世界に干渉する能力なんだもんな。

踏ん切りをつけるべきかもな、今持っている能力だけでも俺からにしたら余りありすぎるもんなー

今は持っている能力をもっと使いこなせるようにするか!


《はい。それが良いかと思います。潔く今は能力について理解を深めるべきですね。新たな能力は自ずと身についていくでしょうし。》


そうしましょうか。

今ならだれの目にもついていないことですし。


それから、ノアとアビは能力開花(オールクリア)を目指すのではなく、今ある能力をより深めることに目的を変更して昼食を挟みカレンが学校から帰ってくる時間までやり続けた。

しかし、その過程はノアが能力を予測していた効果通りと大体同じであまり能力の理解は進まなかったのであった。空間加速、空間想像が使えない今ではどうしようもないことだった。しかし、色々とスムーズに能力を行使できるようにはなっていた。その後はへとへとで意識を失いかけたが家族にはばれなかった。

そして今、カレンが帰ってきた。


そう、



友達を連れて――――――――


まだ、これからノアには一波乱がありそうだ。

しかし、ノアにとってはワクワクも半分くらいあった。なにせ、この世界に来てから初めての家族以外の接触であるからだ。それに加えて、女の子だ。


(お、おらはくはくすっぞ!)というの颯斗の声がアビには聞こえたのであった。

今後も頑張りたいと思います!

アクセス数が今のモチベです。どうか見てください

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