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不審者騒動!

▼▼▼

そして朝がやってきた。


「あら、ノアちゃんなんでこんなところにー?昨夜ちゃんとベッドに寝かしつけたはずだけどー」


一瞬の時がたち・・・


「はぁっ!?もしや不審者!?そ、それとも――――――――」

とクレアは朝にもかかわらず大声を出してしまった。


「な、なんだ?ど、どうしたクレアそんなに狼狽えて」


「キ、キラ、ノ、ノアが・・・こんなところに、だ、だから、不審者が出たわこの家に――――」


「不審者だと?そんな馬鹿な、いっちゃなんだがこの家には盗めるようなものはーー」


キラは部屋をぐるっと一瞥して


「ないと思うぞ!どんなもの好きだ?」


「じゃ、なんでノアが一人でにこんな処で寝ていたの昨日ちゃんと寝かしつけたはずなんだけど・・・赤ちゃんがこんな所まで来れるというの?」


「それもそうか、寝相って――――わけがないよな・・・は、はっ」


キラがありえもしないことを言ったのでクレアはきっと!にらみつけていた。


(クレアは子供の事になると冗談が利かないんだったな、それよりどうしたものか――――)


「ま、まぁノアは無事だったんだ、不審者がどうのこうのしてもどうしようもない、今日からは一緒に寝ればいいだろうよ。俺も警戒しとくし、何なら一緒の布団で寝るか?」


「結構です。私とノアちゃんとカレンちゃんで寝ます。キラは外で警備でもして頂戴。そしたら安心して寝られるわ。」


「そ、そんなーわ、わっかたよ、でもみんな同じ部屋で寝るのは正解かもな。」


「ええ、起きてきたら、カレンちゃんにも言うわ。現状被害も出ていないから、心配のし過ぎも考えようね。今日から息子、娘と寝れるわ。それだけはうれしいことね。」


「それならよっかたな」


キラとクレアの勘違いはこのようにしてひと段落をして落ち着いたのであった。


それから一時間もしないうちに


「お母さん、お父さんおはよう!あうぇ?ノアちゃんもいるの?」


「おはよう!カレンちゃん!」

「おはよう、カレン」


キラ達はカレンに今朝の出来事を簡潔に話して警戒するように伝え、一緒に寝るようにすることを伝えた。


「え、不審者!?だからこんなに早くノアちゃんがいたとねー、うんいいよ!家族みんなで寝るのは賛成だよ!」


「ああ、そうしてくれ」


――――――――――――――――――――――――――――――――――――

▼▼▼

時は戻ること一時間前


ど、どうしてこんなことになったーー

起きたら、両親が不審者が出たの騒いでいるし

こんなところで寝てしまったことは大方予測ができるけど、はっはぁ!?


《はい。貴方様は昨夜の空間移動にてリビングに移動したものの、体力の限界と異世界転生が起きてからの事の精神的な疲労によって移動した先で眠りのついてしまいました。》


ま、そんなことだろうと思っていたよ。

我ながら浅はかな行動をしてしまったもんよ。

60年生きていてもまだまだじゃな。


《はい。わたくしも最初に能力の使用について話しておくべきでした。申し訳ありません。後、貴方様口調が変わっております。注意してください。》


わかった、わかった

それより、能力の行使にもスタミナがいるという事だなー

そんなこと考えればわかるのに、この赤ちゃんボディーにどっかの大賢者が使いそうな能力をポンポン使われてたまるかだよな、流石に・・・

でも、裏を返すと赤ちゃんでも一回は使えるってことだよな

ママン達が心配するのも分かる気がする、ハイハイもままにならないような赤子が朝起きたら寝室からリビングに移動してるんだもんな。


笑えねーーーよ(笑)


どっかの心霊現象か誰かが移動させたにしかという結論にしかいかないよな。

まさか、こんなプリティーボディーが空間移動したっていう結論にはいかないよな、ははぁっ


ノアもそんなこんなな結論を抱いていたとき、


「ええ、起きてきたら、カレンちゃんにも言うわ。現状被害も出ていないから、心配のし過ぎも考えようね。今日から息子、娘と寝れるわ。それだけはうれしいことね。」


息子と娘と一緒に寝るだと!?

それも今日()()だと!?

今日から俺は桃源郷にい・・・ゲフンゲフン能力の行使ができなるってことになるのかーーーー

二日目にしてラプラスの悪魔になる目標が頓挫したーーー

折角の幼年期の自由な時間が睡眠だけに終わるというのかよ!


《はい。能力の行使は勿論の事、能力開花(オールクリア)の種類も限られることでしょう。でも、あと1、2年したら歩けるようにもなりますし、自分の行動が可能になりますので少しの辛抱でしょう。いいえ、貴方様にとってはつかぬ間のご褒美と言えましょう。》


ご褒美言うな!あくまでも家族川の字で寝るんだなんら不自然はない。こんな幼児体型の時から興奮していられっかよ。


ノアとアビもそんなこんなして1時間が経ち今に至る。

ちなみにキラとクレアは事がひと段落したらノアが起きていることに気が付いた。

その時のクレアは息子ラブをいかんなく発揮されすごく心配されたとだけ言っておこう。


それからは普通の時が過ぎてノアが一番気になっていた就寝の時間がせまっていた。


つ、遂にこの時間が来てしまったか、お姉ちゃんも一緒にに寝るんだよな。身体は大丈夫だとしても精神が持つかどうか・・・

ア、アビ?昨日みたいに思考だけで能力の獲得ができるやつはあるか?それも軽めの奴ならなおよし!


《はい。あります。外界に影響が出ないようなやつが。》


なぜに倒置法を使う!不安が一割増になったぞ。でも、なら良かった、当分はそれの獲得を目指してみるか。


今後の事を思っていると。


「ノアちゃーん一緒に寝ましょー!」と息子ラブなクレアが


「私も来たよー」とカレンが


「おぅっ!、ノア!元気にしてるか!寝るぞ!」と意味が分からないキラ


「「キラ(お父さん)はあっちでねー」


「は、はい・・・」

それを聞いたキラはしょんぼりとしながらとぼとぼと別のベッドに向かった。


さてと、家族で川の字に寝ること初日になるが・・・

長くなりそうな気がする・・・

気張らなくては!

颯斗、いっきまーす!



――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

今回は新たな能力の獲得をしていないので主人公の概要は省略します。

これは進んだのかな?

ま、いいや

これからも更新頑張りたいと思います

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