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俺はここが異世界と思っていたが違うらしい  作者: サー島
第二章-少年編-
20/21

始業式の朝

ジリジリジリジリジリジリジリジリ

「は、はぁーーあー、あれ?いつの間にか朝か・・・」

明日の終業式が楽しみすぎて眼が冴えてたのにいつの間にか落ちてしまったようだな。

まあ、寝不足にはならなくて良かった良かった。

初日早々机に突っ伏して寝るという学校生活のお先は真っ暗は回避できた。

それより今日からジャパニーズスクールだ!

新しい学び舎!

新しい友達!

新しい先生!

想像だけでワクワクしてきた。


バタンッ!!

「ノアちゃーん!おっはよーう!お姉ちゃんが起こしに来たよ!」


「お、お姉ちゃん!?きゅ、急に驚かさないでよ!心臓止まるかと思ったよ!」


「ありゃりゃ、ごめんごめん、起きてたのか、てっきり明日が待ち遠しくて夜更かしして寝坊してるかと思ってたよ」

カレンがからかうような表情でノアの心情を察していた。


「子供じゃないんだからそんなことはなよー、この通り起きてたし・・・」


「ふふっ、分かってるよ!お母さんがあと10分で朝ご飯出来るから準備したらリビングにおいでだって」

カレンはそれを置手紙で言ってノアの部屋である和室から出ていった。


もう、一応身体は思春期を迎えてるんだから勘弁してほしいよ。

これならバラさない方が良かったのかもしれないな・・・

いやいや、そんな思考している暇はないさっさと制服に着替えて準備せねば。

なんたって初登校だからな、なめられない様に気張っていかなくては第一印象肝心!

前世からそうゆわれているから。

そして、ノアは顔を洗顔し髪をとかして部屋に戻り制服をキチンと着てリビングに向かった。


ガチャッ

「おはよう!」


「あらノアちゃん、おはよう、朝ご飯もう出来てるから席について!」

「おはよう、ノア」

両親が朝の挨拶を返してくる。

ママンがまだこの歳で息子の事をちゃん付けしてることは・・・まあいいか。


「「おはよう」」

居候の二人も挨拶を返してくれた。

それとお姉ちゃんを加えると既に制服に着替えておりJK姿になっている。

いいね、金髪JK!

制服の採寸の時に見せてくれたけど美少女の制服姿はいい!

初日で何人の野郎どもが群がることやら・・・解せぬ。

能力でも使ってやろうか・・・


「みんな揃ったから食べるわよ!ノアちゃんも早く座って!」

クレアに促されノアはいつもの定位置である席に座った。

「それじゃあ、「「「「「いただきます!」」」」」」


これが今のアルフォード家の日課である。郷に入っては郷に従えである。

皆がそろいいただきますの掛け声で食事が始まる。

古き良き日本の文化である。

そして、今日の朝ご飯はこれも古き良き日本の食事、白米に焼き鮭、お味噌汁という黄金の組み合わせである。

これはママンが日本に来て以来日本食を勉強したゆえの賜物である。

流石ママンである。

出来る女は違います。

それもあって、日本に来てからの食事は俺の舌を唸らせている。

勿論心の中で


「お前たち今日から日本の学校だがちゃんと色々と学んで来いよ!特にに居候組!故郷の親御さんに何言われるかがこっちが心配だ。」

「キラの理由は少しおかしいですけど、留学したからにはちゃんと学んできなさい。全員よ。」

キラとクレアにエールを飛ばされた。


「「「「はーーい」」」」

学校組はその言葉を聞いて揃って返事をした。


ノアは心の中で

(絶対によこしまな気持ちで留学したなんて言えねー)

と心に誓った。


そして、

「「「「「「ごちそうさまでした!」」」」」」

最後の言葉もきちんと揃って言い、今日の朝ご飯を終えた。


「それじゃあ、私たちもうそろそろ行くね!ノアちゃんはどーする?学校は隣だし一緒に行く?」

カレンが一緒に登校すると聞いていたがここは

「ううん、いいや、先行っていいよ!通学路周辺も見て回りたいし」


「そっか、気を付けるんだよ!それじゃあお姉ちゃんたちは先に行くねー、お母さん、お父さん、いってきまーす」

「「いってきます」」


「はーい、いってらっしゃーい」

「おう、いってこい!」

両親の声を聴いたのを皮切りに家を飛び出していく姉三人組


「それじゃあ、僕も行ってくるよ」


「いってらっしゃーい」

「気張って来いよ!ノア!」

だからその言葉何処で知ったんだよ。

日本に順応するの早すぎだろ家の両親は

まあいい、よし!

これが初の日本での初登校だ。

親父じゃないけど、気張ってくるか!

まずは、ごめんなさい!投稿が空いて

これからは前もって言いますが投稿スピードは落ちると思います。

何卒ご容赦ください。

でもみんなが見てくれれば上がるかもよ?

これからもお付き合いのほどよろしくお願いいたします。

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