キャラクター解説【第1章中間時点】
■第1章、中間、登場人物紹介
〔特攻装警〕
■第1号機アトラス
南本牧の一件の後、通常業務に復帰。その後、有明1000mビルで行われる未来世界構想サミットの警備要員として一時出向する事になる。1000mビルの入口となるメインエントランスにて警備任務に従事中。
■第3号機センチュリー
南本牧の一件の後、破損した右腕を修復した後、逃亡したマリオネット・ディンキーの足跡を追跡しているとの証言あり。有明1000mビルにはまだ現れてはいない。
フィールなどからは『変なこだわりを持ってる』と迷惑がられて揶揄されている模様。特攻装警の問題児の肩書はなおも健在(笑)
■第4号機ディアリオ
南本牧の一件で引き起こした行動が問題になり査問委員会にかけられた。特に民間所有のトレーラーをハックして暴走させたことが問題となった模様。強行な意見も出される中、重い処分は回避され、情報機動隊としての通常業務に復帰、鏡石隊長ともに有明1000mビルのサミット会場警備に合流することになる。
警備1課長の近衛警視から、サミット会場となる1000mビルの基幹システムのメンテナンスを指示され、鏡石隊長とともに緊急メンテナンス作業にとりかかるが――
■第5号機エリオット
警備1課課長の近衛に従いサミット警備に従事する。しかし、地下駐車場にて指示あるまで待機との指示が出る。
■第6号機フィール
ディンキー・アンカーソンの日本上陸と、英国王立科学アカデミーメンバーの来日に備えるため、自ら志願して、捜査1課からSP部門へと一時出向。未来世界構想サミットに参加するため英国から招かれたアカデミー代表メンバーの警護任務に着任する。その優れた対人コミニュケーション能力を遺憾なく発揮し、欧州から訪れたサミット参加者たちにも歓迎されて早くもマスコット状態に。1000mビルの内部で英国アカデミーのメンバーを警護するため付き添うが――
■第7号機グラウザー
品川管区の広域管轄所轄署・涙路署の捜査課にて研修段階にある。その特攻装警としての任務の研修の一環として、有明1000mビルのサミットの警備状況の見学に向かうことになる。
指導監督役である涙路署捜査課の刑事・朝研一の引率で有明1000mビルに訪れるが――
〔警視庁〕
■警備部警備1課課長:近衛 迅一警視
警視庁の警備部の警備1課の課長であり、機動隊やSATと言った犯罪制圧の実働部隊を取り仕切る立場にある人物。堅実で厳格な人柄だが物事を大局から見ることの出来る視野の広い人物。警備部に配属されたエリオットを管理監督する立場にありエリオットとは強い信頼の絆で結ばれている。
一方で、特攻装警の存在を非常に重要視しており、ディアリオが南本牧の件で査問委員会にかけられた時も全力で彼をかばったことが示唆されている。
有明1000mビルで開催される未来世界構想サミットの警備本部の本部長に着任しており、サミットの安全確保の為に需要な役割を担っている。
1000mビルの基幹情報システムに異常が発生しているとの報告を受けて、情報機動隊に支援要請を行った。
■警視庁公安部情報機動隊隊長:鏡石 礼奈警部補
公安部隷下の情報機動隊ぼ隊長でディアリオ身柄引受人。階級上は警部補で近衛より2階級下。
公安部管理下にあるセクションだが、実動上は警備部や捜査部とも連携している模様。
目的を達成するためとはいえ、南本牧で思わぬ騒動を引き起こしたディアリオの査問に伴い管理責任を問われる羽目に陥っている。
有明1000mでは近衛警視の要請で、1000mビルの基幹情報システムの緊急メンテナンスを行う。一度はメンテナンスを完了させ、サミット来賓の受け入れを開始させるのだが――
■品川管区所轄署・涙路署捜査課課長:今井 槙子警部
品川管区の新設署の捜査課の課長でグラウザー身柄引受人を務める人物。捜査課の係員である朝研一とともにグラウザーの指導監督に手を焼いている。グラウザーの未発達の精神レベルを柔軟に受け入れ、母親のように接することの出来る人格者。
■品川管区所轄署・涙路署捜査課機動捜査係係員:朝 研一巡査部長
今井槇子捜査課課長のもと、機動捜査係に従事する若き刑事。グラウザー指導監督係であり引率役。有明1000mのサミット会場の警備現場にグラウザーを引率して先輩特攻装警の勤務状況を見学させる事となっていたのだが――
■武装警官部隊盤古・東京大隊大隊長:妻木 哲郎
特攻装警と双璧をなす、最新鋭のハイテク警備部隊である武装警官部隊・盤古の東京大隊の大隊長を務める。近衛迅一率いる警備部とともに有明1000mビルのサミット会場の警護役に着任する。
後述のガドニック教授とも面識があるようだ。
〔第2科学警察研究所〕
■第2科学警察研究所所長:新谷 文雄
特攻装警たちを生み出した第2科学警察研究所(以下、第2科警研)の所長であり、特攻装警開発計画の陣頭指揮を取る立場にある人物。
第2科警研代表として、サミット会場警備に従事する特攻装警たちの勤務状況を視察するために、有明1000mビルの警備本部に来ていた。一方で、グラウザーにサミット会場警備の見学をさせるために、今井課長や近衛課長と事前に打ち合わせをしていた。
警備本部にて朝刑事とグラウザーの到着を待っていたのだが――
〔英国王立アカデミー・円卓の会〕
■円卓の会
英国王立アカデミー内に結成された研究集団。詳細は不明。
国際未来世界構想サミットに参加するために英国代表として来日することになる。
しかし、マリオネット・ディンキーが日本上陸をする状況下での来日であり、日本警察からも彼らの存在が懸案となっていたことが伺える。
■ウォルター・ワイズマン
英国王立科学アカデミーの代表で、エネルギー工学博士。
円卓の会のメンバーであり、英国サミット参加チームの代表。
鷹揚で朗らかな人柄の人物。ガドニック教授とは旧知の間柄のもよう。
英国代表を引率する立場だが、ちょっとした時間にも飲酒をしてしまう軽率な面もある。
■チャールズ・ガドニック
英国王立科学アカデミーの名誉会員で、アンドロイド工学・電子頭脳学博士。
円卓の会のメンバーであり、アンドロイド用人工頭脳の世界的な権威。
特攻装警たちの開発に深く関わり続けていたことが伺える。
フィールをして『私たちの親のような方』と言わしめる。
■エドワード・J・ホプキンス
英国王立科学アカデミーの会員で、ロボティックス工学博士。
円卓の会メンバー、ガドニック教授の親友、やや軽い性格
■アルフレッド・タイム
英国王立科学アカデミーの名誉会員で、人体生理学博士。
円卓の会メンバー
■エリザベス・アクシス
英国王立科学アカデミーの準会員で、建築工学博士。建築ジャーナリストとしても活動している。
円卓の会のメンバーで紅一点、後述のトムの次に若い。日本の官僚に過去に不快な思いをさせられたことがあるらしく、日本という国に対して猜疑的に見ているふしがある。
■ギルバート・R・メイヤー
英国王立科学アカデミーの名誉会員で、社会人類学博士にして国際政治学博士。
円卓の会メンバーであり円卓の会の中では最も高齢。その老境の見地から達観した物の見方をしており若いエリザベスを諭す一面もある。
■トム・リー
英国王立科学アカデミーの会員で、情報工学博士。円卓の会のメンバーで年齢的には最も若輩。
優れた情報技術者であり研究活動の傍ら、様々な企業とタイアップして情報システムの構築や技術支援を行っている。有明1000mビルの基幹情報システムの管理会社とも面識がある。影の薄い草食系っぽいが、自分の得意分野に関してはやるときにはやる人物。
■マーク・カレル
英国王立科学アカデミーの会員で、軍事アナリストにして機械工学博士
円卓の会のメンバー。神経質で説教癖があり警備体制やセキュリティシステムの不備に対して一言言わずにはいられない性格のもよう。
〔マリオネット・ディンキー一味〕
■マリオネット・ディンキー
本名ディンキー・アンカースン、北アイルランド出身の生粋のテロリスト。
独自のアンドロイドを駆使するスタイルから、マリオネット・ディンキーの名がある。
英国人を憎悪しており執拗に付け狙うスタイルから英国人を苦しめ続けている。
先の南本牧にて日本上陸に成功するが、その後の消息は一切不明
■ベルトコーネ/コナン
マリオネット・ディンキーの配下。
ベルトコーネは近接戦闘重視の格闘タイプ、
コナンは日本の剣術を習得した武人タイプ。
先の南本牧にてベルトコーネはアトラスと、コナンはセンチュリーとそれぞれ対決している。
マリオネット・ディンキーの逃亡と行動をともにしていると思われるが、その後の消息はディンキー同様に不明である。
















