■作品解説■専門用語■主要登場人物■
【1:主要人物】
特攻装警
■アトラス:1号機、組織犯罪対策4課所属
■センチュリー:3号機、生活安全部少年犯罪課所属
■ディアリオ:4号機、情報機動隊所属(公安4課隷下)
■エリオット:5号機、警備部所属
■フィール:6号機、捜査部捜査1課(機動捜査隊連携)
■グラウザー:第7号機、所轄署にて研修中(正式ロールアウト前)
警察関係者
■近衛 迅一:警備部警備1課課長、警視正、エリオット身柄引受人
■大石 拳五:捜査部捜査1課課長、警視正、フィール身柄引受人
■小野川 利紀:生活安全部少年犯罪課課長、警視正、センチュリー身柄引受人
■鏡石 礼奈:公安部情報機動隊隊長、警部補、ディアリオ身柄引受人
■霧旗 彦次郎:組織犯罪対策部4課課長、警視正、アトラス身柄引受人
■今井 槙子 :第1方面涙路署捜査課課長兼機動捜査係長、警部、グラウザー身柄引受人
■朝 研一 :涙路署捜査課機動捜査係刑事、巡査部長、グラウザー指導監督係
■日野江管理官:近衛警視正の部下、警備1課所属の管理官
第2科警研
■新谷 文雄:第2科警研所長、エリオット責任者
■呉川 友康:第2科警研主任研究員、技術総主幹、センチュリー責任者
■大久保 克巳:第2科警研主任研究員、主任研究員、グラウザー責任者
■市野 政志:第2科警研主任研究員、ディアリオ責任者
■布平 しのぶ:第2科警研主任研究員、フィール責任者
・民間人
ブルーム・トレーディング・コーポレーション
■聖 蓮:ブルーム・トレーディング・コーポレーションCEO
■成宮倫子:フリーター、元JK、ハッカー
■冴子/丸香:倫子の友人、JK
・ネットの住人
■猫紳士ペロ
■ダンテ
■ベル
■アーサー
■モルドレッド
■ミスター・モノリス(マスター)
・犯罪勢力
広域暴力団『緋色会』
■天龍 陽二郎:緋色会、東京総本部筆頭若頭
・国際犯罪者
■マリオネット・ディンキー:英国北部アイルランド出身。国際手配テロリスト、自らがマリオネットと呼ぶ違法アンドロイドを駆使する。
・詳細不明
スネイルドラゴン
■黒龍
■バジリスク
■ジズ
■クラウン
■イオタ
■ウノ
■ダウ
■トリー
■栗田東作
■メモランダム
【2:基本用語解説】
■ロボット・アンドロイドについての国際規定
・ロボット:自律行動を執ることが可能な自動機械全般
・アンドロイド:ある一定以上の水準の『自由自我』を持つ、人形のアーキテクチャのロボット
(実際にはさらに細かな等級付けがされる)
■特攻装警:警視庁と警察庁が開発・建造を進めてきた『アンドロイドによる武装警官』、開発研究は警察庁管理下の第2科警研にて行われ、運用は警視庁各セクションに配属・指導監督される。
■身柄引受人:現場に配属された特攻装警の身柄を預かり、万が一の事故案件の発生時には責任をとる立場の物。課長級クラスが指定される
■指導監督役:現場にて運用される特攻装警の現場指導を行い、常に行動をともにする役割の者。巡査部長~警部補クラスの者が指定される
■特攻装警運営委員会:通称「鬼の巣」、警視庁と警察庁とで合同運営され、特攻装警の総括管理と指導方針の策定、開発研究の承認を行うセクション。ここに呼び出される事は特攻装警の身を預かるものとしては背筋が凍るほどに恐ろしい
■第2科警研:正式名称『第2科学警察研究所』それまでの科警研とは独立して、アンドロイド警官・特攻装警の開発を専門に行うために設置された。日本国内でも有数の技術者を集めており、世界トップクラスの技術レベルに達している。
■武装警官部隊『盤古』:悪化する犯罪事情に対応するため組織された、特殊装甲スーツ着用の武装制圧警官組織。海外のテロ制圧部隊に匹敵する戦闘力を有するが、過酷故に人的消耗が激しい。
■違法サイボーグ:この世界においてサイボーグ技術は医療用を除き、厳しく制限されている。健常者がサイボーグ処置を行うことは医師法の規定にも触れる。だが、サイボーグのもたらす能力や身体拡張は、若い世代や違法勢力には非常に魅力的であり、地下組織によるサイボーグ技術の施行例があとを絶たない。またサイボーグ技術や素材を売り買いする地下マーケットも確認されている。日本警察にとって最大の案件と成っている。
■ステルスヤクザ:21世紀初頭の暴対法施行以後、地下に潜りマフィア化が進行した大規模ヤクザの事で全ての国内活動をフロント企業やダミー会社をつうじて密かに行い実態把握が困難であるため『ステルス』の名がついている。現在、日本国内の犯罪事案の大半にはステルスが絡んでおり、また、『カタギ』と『本職』と言う一般市民への線引が無く容赦が無い。
■武装暴走族:暴走族と称されているが、実体としては違法サイボーグ技術をイニシエーションとしたカルト犯罪組織である。暴走族・チーマー・カラードギャングと言った青少年犯罪集団を取り込み、急速に拡大を広げている。ほぼ全てがステルスヤクザの下位組織である。
■マリオネット:単独の国際テロリスト『ディンキー・アンカーソン』が所有し使役している違法アンドロイド。極めて戦闘能力が高い。ICPOなどでも要注意監視対象として国際協力依頼が出されている。
■違法アンドロイド:アンドロイドには通常工業製品同様に、細かな国際規定が設けられている。だがそれらの規定を逸脱し、安全限界を超えたり、違法な攻撃装備を備えたりした機体の事。だがその製造と流通には謎が多く、出自の判明しない機体もあると言う。