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恋は顔だそう顔なのだ
だから俺は、顔がいい
外見で見る俺は女性虜になる不思議なくらいに
だが不思議だ
なぜあんなブサイクな男がモテるのか不思議でならない
体型は痩せがた
顔は下段中の下段
童貞臭が漂うよな男になぜあんなに女性が群がる
不思議で仕方ない
性格なのか?
いや俺の統計データでは性格も大事だが何より外見が判断されるはずだ
おかしい
あいつを探るしかない
探ろう
季節はもう夏だ
夏といえば、海にいく、BBQにいく
アウトドアが映える季節は他らならぬ夏だろう
でもそれを一人で楽しむのはなぜか心ぼそい
僕はいまだにエアコンの効いた部屋でPCとにらめっこをしている
そんな僕に不思議な現象がおこるなど思いもしなかった。だってここは現実の世界だもし仮に不思議なことが起きるならばそれは夢の中だけだ
それ以外で不思議なことは他にはないだろう
いつもの淡々と過ごす日々に終わりを迎え、僕はようやく外にでる
近所にあるコンビニが唯一の目的だ
あそこで働いているかわいい子が僕のオアシスかって?
残念だけど違ういつも店員さんはそっけないお兄さんだ
それ以外は特に変わりはない
コンビニまで歩く最中に誰かとすれ違うことはない
もう真夜中だすれ違うことなんかないんだ
コンビニに着くと僕はきまってジュースとおやつを買う
そこからは帰宅路を進むだけ
これを夏休みの間繰り返す
そして夏休みが終わればいつもどうりの学校生活が待っている。
僕の立ち位置は空気みたいな存在、友達はいないしカースト制度のおかげで目立つことをしなければイジメられることもない、ごく淡々と授業を受けて、母が作ってくれた弁当を食べるそして授業を受けていつも通りに帰宅をする
そんな毎日がまた始まるだけ
そう思っていた。
でも今日のコンビ二にへ帰る途中は違った
家まであと5分とかからない道で
嫌な空気が漂っていた
二つの別れ道で左に行けば僕の家までそうはかからない
しかし右に曲がれば家までの道のりはすこし時間がかかる
だけど
左の道ではいつもは付いているはずの街灯も消え暗闇の中に引き込まれそうなそんな道に変わっていた。
ここは右に行って少し時間をかけていくべきか
走って右の道で最短を目指すか
残念だけど僕に走るほどの運動能力はない素直に右の道を選ぼうと僕はすすむ
右の道へ足を踏み入れた瞬間だ
街灯が一気に消える。
まるで僕が入ったのがわかっているみたいにだ
そこから僕は別れ道に戻ろうと振り返ると
街灯は消える
心臓が恐怖を唸っていた。
どうしたんだろう
いつもはこんな感じではないのに
僕が何かしただろうか
嫌な感情が生まれる。
そして少し頭を働かせ
ポケットに入っていたスマートフォンを取り出す。
ホームボタンを押して僕は電気が入ると少し落ちつきを取り戻す。
そしてスマートフォンに入っていた懐中電灯のマークをタップし左の道を怖い気持ちを抑えながら歩く
街灯が消えている以外は普通の道だ
目が少しだが暗闇になれてくる
こんなとき不思議と周りの家は電気を消している
僕のように夜更かしをする人間はいないみたいだ
特になにもないとわかると僕の心臓は通常どうりの動きを始める
歩く
ひたすら
歩く
ひたすら
おかしい
家に着かない
僕は気づく
どんなに歩いても
家に着かないことに
懐中電気にしていたスマートフォンに目をやり時刻をみる
02:46
時計はその時効を教えてくれる
ひたすら
再度歩く
再度歩く
だが家には着かない
恐る恐る時計に目やる
時刻は
02:46
動いていなかった
時間が止まっている?
じゃあ僕は時間が止まってる中を歩いているから家に着かないのか
そんな冗談が通用するとは思えない
困る
いや非常に困る
なんだこの不思議な現象は
恐怖がまた帰ってくる
心臓ははちきれんばかりになる
そして耳から足音が聞こえてくる
カツ
カツ
カツ
と
ハイヒールの音が聞こえる
人間はみたくないものほど見たいと思ってしまう
だんだんとハイヒールの音が大きくなってくる
もう後ろにいるのでは
そう思えてしまう
見るな
そう僕の心の声がセーブする
でも
見てしまう
後ろを
そこには
悪魔のコスプレをした少女がたっていた
「やぁ、こんばんはこんな夜遅くになにしてる?」




