プロローグ
シグマ帝国物語(総合編)の如く、シグマ帝国は銀河系中心部から次第に支配領域を拡大し、地球太陽系にもその支配の矛先を向けてきた。
その頃地球は、古代文明の前の時代であった。
シグマ帝国は、古代文明の前の支配者の一部に近づいた。
製鉄法を一部の地域の支配者に教え、その地域の軍事力を高め、周辺に支配を広めさせた。
その勢力は、いわゆる四大文明といわれる古代文明の中心的国家となっていった。
エジプト文明では、ピラミッドを重機を貸し出して造らせ、王の権威を高めるのを助けた。
その他の地域でも巨大な墓や建造物を重機を貸し出して造らせ、王の権威を高めるのを助けた。
それらの王をいただく国々は、
食糧をシグマ帝国に貢いだ。
気に入らない人間は、処刑したことにしてシグマ帝国へ奴隷として引き渡した。
シグマ帝国軍将校が気に入った女性は、神隠し的に誘拐してシグマ帝国軍へ引き渡した。
シグマ帝国へ引き渡された奴隷は、恐竜時代のような別の星に送り込まれ、資源採掘に従事させられた。
神隠し的に誘拐してシグマ帝国軍へ引き渡された女性に囲まれ、シグマ帝国軍の将校は、ハーレム状態を楽しんでいた。
古代文明支配者と、シグマ帝国は持ちつ持たれつの関係にあった。
つづく