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タマモが!


あの後全員でサン先生に挑んだものの、結果は惨敗でした。

最初にアランが斬りかかったが、先生は躱して首筋に剣を振ったらアランが落ちた。

その後はみんなで四方八方から斬りったり殴ったり突きにいったが、先生は全部いなして全員気絶させた。

最後に見たのは、笑っているサン先生だった。


「痛ててて」

起きたのは、訓練場だった。あのまま寝てたのか…。

「あ、起きましたか。まだみんな寝てますよ」

先生が俺に話しかけてくる。この先生は…。

「いきなりひどいですね、あんなことするなんて」

「ははは、まあみんな一度は通る道だよ」

「あれ、どうやって躱したんですか?」

「そんな難しいことはしてないよ。みんな攻撃するタイミングはバラバラだから、目を鍛えてたら足捌きで躱せるよ」

余裕綽々ってわけか。俺も目と足を鍛えることにするか。

「みんな、起こした方が良くないですか?」

「気持ち良さそうに寝てたから起こさなかったんだけど、起こした方がいいかな?」

「起こした方がいいですよ。時間がもったいないです」

「それもそうだね。一緒に起こしてくれる」

「はい」

それから、みんなを起こした。レアたちには触らせないぜ!



「それでは、タマモをどうにかするぞ〜訓練を開催しまーす」

「わーい、パチパチパチ!」

「ドンドンパフパフ〜」

「イエーイ」

レアとシャネルちゃんがのってきてくれる。ビアンカ、棒読みだよ…。

「す、すいません私のために」

「別にいいんだよ。僕たちの戦力アップにもつながるんだし」

思い立ったが吉日ということで、今日からタマモの魔術訓練を始めることにした。タマモが上手く魔術を制御できない理由もわかってるしね。

「さて、タマモはなんで上手く魔術が操れないか分かる?」

「いえ…。リューさんは分かるんですか?」

「もちろん!それは…」

「それは…?」

みんながグッと息をのむ。

「魔力が多すぎて、扱いきれてないからだ!」

「・・・はい?そんだけですか?」

「うん、そんだけ」

タマモがポカンとした表情で俺を見る。そんだけって、まあ基礎中の基礎だからな。

昨日、タマモのステータスを見てみたら


 名前 タマモ(9歳)獣人族

 体力 D

 魔力 B

 筋力 E

 生命力 E

 理力 B

 素早さ D


俺並みのステータスだった。9歳でこのステータスは、すごいよな。本人も理解してないだろ、自分は普通より少し魔力が多いくらいだって思ってるだろうな。

「えっと、リューさん。私は確かに魔力が多いですけど、そんな扱いきれないほどじゃないと思いますけど…。それに、魔力制御は小さいころに散々やりましたよ?嫌になるくらい」

「タマモの魔力は、タマモ自身分からないほど多いんだ。だからいつも魔力を多くしがちになって、制御できなくなってるんだ。もっと魔力が少なくても、魔術は発動するよ」

「そうなんですか?リューさんが嘘をつくとは思いませんけど」

「とりあえず。騙されたと思ってやってみて。間違いだったら、また考えなきゃいけないし」

はずしてるとは、思ってないけどな。ビアンカにも見てもらったけど同じ結論だったし。

タマモは、ファイアーボールを発動させる。相変わらず大きくて不安定だ。

「魔力が多い。もっとしぼって」

「は、はい!」

火の玉が小さくなっていく。

「まだまだ多い!もっと少なくしろ!」

「クッ!難しいです…」

今までの量から、かなり減ってるしな。

「よし、ファイアーボールはそんくらいの魔力で十分だ。そのまま維持して」

「んんん、はい...」

火の玉は、普通の大きさになっている。まだまだ不安定だけど、これから訓練すれば大丈夫だろ。

「んんん!あ!」

集中力を切らしてしまい、ファイアーボールが消える。最初はこんなもんだろ。

「これで分かったか?タマモは魔力が多すぎて、こめる魔力も自然と多くなっていたんだ」

「はい...。ぜんぜん気がつきませんでした...」

「まあ、そう簡単に気がつけるものでもないしな。これから練習してけばいいよ」

「はい!」

その後、タマモが魔力操作をマスターするのは数ヶ月後だった。




「ご褒美がほしいんです!」

「いきなりどうした?」

「んあ♪えへへ〜、気持ちいいよぉ〜♡」

タマモの魔術の訓練の後、俺の部屋でタマモがこんなことを言いだした。

俺はレアのを撫でながら、タマモに聞く。

「リューさんは、レアさんやシャネルさんにはそういうふうに撫でたりしてあげてるのに、私にはなんにもしてくんないじゃないですか!」

「そうか?撫でたりしてるじゃん」

スッ、スッ。

「ひゃぁぁーーん!!!それいいのーー♡♡♡もっともっとーー♪」

角をこすりあげると、レアが良い声で啼く。よしよし、レアもいい感じにエッチくなってきたな。

レアはブレザーみたいな学院の制服をはだけさせながら、顔を赤らめて喜んでいる。はだけた制服から、ふくらんできた胸が見えそうだ。

レアの気持ちよくなる場所は、だいたい知ってるしな。調教とはまたちょっとちがうんだよなー。意図してやったわけじゃないし、いつのまにかこうなってたしね。

もっとレアを気持ちよくさせるべく、スカートの中をまさぐり尻尾をもつ。だいぶ大きいよな?羽が無いからか?

尻尾をギュッとにぎる。

「んひゃん!ふぁ〜〜♡もっと〜♪」

俺に抱きつきながら、催促してくるレア。もっとか、しょうがないな。

握った尻尾を、シャネルちゃんの尻尾と同じようにシゴく。今回はすこし乱暴にだ。

「ひゃぁぁーーーん♡♡♡しょれ、いいよぉ。きもひいいのぉーー♪」

十歳児とは思えない乱れっぷりだな。・・・もっと乱れさせたいな。

俺はレアの顎の下にある、周りの鱗と逆についている鱗を撫でる。龍でいう逆鱗だね。普通なら激怒するところだけど、俺が触ると

「ふぁ?んあああああーー♪♪♪じょくじょくしゅりゅー♡♡♡」

撫でてる手を角にあててこすりあげ、逆鱗を舐め尻尾をシゴく。

「ふあぁーーーん♪♪♪りゃめりゃめりゃめ〜〜!!おかしくにゃるーー!!!」

「ふふふ、可愛いよれレア。大好きだ」

「わたしも、りゅーのことしゅきーー♪らいしゅきなんらもん!」

「ありがと、レア。そろそろタマモにもかまってあげないといけないから、おしまいね」

手と舌の動きを早めていく。ラストスパートだ!

コシコシコシ、レロレロレロ、シュコシュコシュコ。

「んにゃあああああああああ!!!」

とレアが叫び背筋を反らせながら、ビクビクッ!と痙攣したあとグッタリと俺によりかかってきた。やり過ぎだと思うが、ここまでしないとレアが次の日ものすごく不機嫌になるからしょうがない。しょうがないんだ!

レアをベッドに寝かせ、

「こんなことをしてほしいのか?」

とタマモに尋ねた。

タマモはしっかりと俺とレアの行為を見てたらしく、顔を赤くしながら

「はい…。私だけ仲間はずれなのは嫌ですし、それにみなさん幸せそうなので…」

「そうか、分かった。おいで」

俺は座り、膝の上にタマモを座らせる。そして、そのまま後ろから抱きしめる。あすなろ抱きってやつだ。

「ん、リューさん…。あったかいです。すんすん。えへへ、リューさんの匂いに包まれてます」

「タマモはちっちゃいな。耳はこんなに大きいのに」

大きな黄色い耳の間に顔を埋めて、匂いを嗅ぐ。タマモの少し獣臭いにおいがする。

「ふわ!りゅ、リューさん!そんなとこ臭いですよぅ」

「そんなことないよ。タマモの匂いが臭いわけないじゃないか。耳もフカフカしてて、気持ちいいし」

顔を耳にこすりつける。フワフワで気持ちいいなー。シャネルちゃんはまた違った良さだ。

「ふにゃ〜。リューさん…」

タマモが顔を真っ赤にして、俺を見てくる。そろそろ始めるか。

タマモの向きを変え、俺と向き合うようにする。次にブレザーを脱がせてシャツ姿にし、第二ボタンまであける。

これで少し大人っぽいタマモの完成だ!数年後にやったら、とんでもないことになりそうだな。

「リューさん…」

タマモが俺に抱きつく。俺は何も答えず右手で耳を触りながら、左手で尻尾を弄び始めた。

あまり強く握らず、軽く持って手を動かしていく。

タマモは微妙な刺激に最初の方は「んん、ふわぁ」と気持ち良さそうにしていたが、しばらく続けていると慣れてきてしまいあまり気持ちよく感じなくなったようだ。そういうふうにしてるしな。さあ、どうするタマモ!

「えっと、そのリューさん」

「ん、何?タマモ」

そんなこと考えてるとは、悟られること無くタマモの話を聞く。

タマモはモジモジして恥ずかしそうに

「その、もっと力を強くしてください…。そのほうが、気持ちいいです…」

とりんごのように顔を真っ赤にしながら言った。可愛いな、畜生!

タマモの尻尾を強く握る。それだけでタマモは「ふみゃあ!」と良い反応をかえしてくれた。

そのまま、手を上下に動かしていく。耳もキュ、キュと揉んでいく。

「んにゃあーー!!ふにゃ、ふひゃあぁぁーー!!気持ちいいれふーー♪♪」

タマモの顔がみるみるうちに、蕩けていく。俺にギュッと抱きついて、快感に耐えようとしている。

そんなタマモがいじらしくて、俺はタマモの空いているほうの耳を甘噛みし始めた。

「はむはむ、ちゅ。じゅるじゅる」

噛んだり口づけしたり、唾液を流し込み吸い出したりしてみると

「んあぁぁーーー♡♡だめです、リューさん!それ、らめぇーー!!」

気持ちよかったらしく、イヤイヤするみたいに顔をふる。

俺はもっと気持ちよくさせるべく、一気に最後まで持っていくことにした。

尻尾をゴシゴシしごき、耳に大量の唾液を注ぎジュルルルルーー!と一気に吸い込む。

「ふみゃああああ!!!きもひーーーー♡♡♡」

タマモもビクビクと背筋を反らして痙攣し、目が虚ろになっていた。まあ、いいんだけどね!

「また、やってあげるよ」

「ひゃい…」

こうして、タマモも俺が虜にしてしまいました。はあ、やっちまった。



タマモまでキャラが…。

ど、どうしよう…。

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