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プロローグ?

初めまして ダルメシアンです。初投稿なので不明な点などがございましたら、ご質問お願いします。


神界 神や幻獣・精霊・妖精、天使が住まう場所。 理想郷・桃源郷と言われるそこに行きたいと言う人は、数知れないだろう。

そんな幻想を、お持ちの方にこう言いたい。


「その幻想を俺がb」 「先輩イイイーー!!助けtギャアアアアーー!!!!」 「こっち来ないでーー!!」

・・・

「そn」 「けpsゔぇzmjぉhsゔぃあgqhsfpwふじこ」 「イヤァァァァァァァァァァァァァーーーーー!!!」

・・・

「お前ら一回静かにしろおおおーーーー!!!」 「そんなこと言ったって先輩、あんなん止めるなんてムリっすよーー!」

「早く!!ホンット早くして下さい!!」 「まあちょっと待て。いったいどうしたと言うんだねワトソン君達。 ユニコーンが盛ったのか? それともフェンリルと白虎がケンカでもしてるのか?」 「ちがうっす。ベヒーモスとリヴァイアサンのケンカっす!」

「…ヤバくね?」『マジヤバイ(です)ッス」 チュドーーン ドゥラララララララ ビギャーンドンドラバキバキドーーーーン!!!!!!

「もっと早く言えええええええ!!!」『言ってました!‼』


お父さん、お母さん元気ですか? 神界特別保護区『箱庭』 管理天使長 市野 一誠は、今日も部下と一緒にお勤め中です。








神界特別保護区『箱庭』とは、神獣などの生物?を一つのエリアにまとめてある場所である。広さは、上司曰く「地球の総面積よりは余裕でデカイよー」らしい。 地球の総面積って5.100656×10の8乗㎢らしい。うん、意味わからん。


そんな所で、俺 市野 一誠は働いている。


「どうしてこうなった…」 俺は今『箱庭』の中の海辺にいる。 普段なら様々な神獣や精霊がいるのだが、今はひっそりとしている。

周りを見わたせばその理由がわかる。 陸側は、大地が割れ陥没し所々隆起している。100メートル規模で。海側は、水浸しになり地面が抉れている。普通の人なら巻き込まれれば、一瞬でその命を散らすな。こんなことをしたやつらはと言うと、


『そいつが悪い』

「またハデにヤったっすねー」 「はぁ 報告書が増えていきます」 「ベス、リア。今日は、何で揉めたんだ。あぁ?」

「イッセー 聞いてくれよ。リアの奴がおにぎりの具は何がいいって聞いてきたから、それなら断然シャケだろ!って言ったら」

「シャケなんてないですわ。絶対梅干しですわって答えましたの。そしたら言うに事欠いてベスは、婆臭せーなどと言いやがりましたの!!」

「んだとコラ!オメーだって、シャケなんて餓鬼臭いですわねー。とか言ったじゃねーか!」

「ベスが餓鬼臭いのは、今に始まったことではないですわ」 「あぁ?」 「やりますの?」


「やらんでいい!!」 バシン 「ウギャ!」 「ヒャン!」 ハリセンで殴られる二匹

『なにすんだ(ですの)!』 「おにぎりの具なんてどうでもいいんだよ! 毎回毎回後始末する俺たちの身にもなれ!後、具は明太子が一番だ!」


「相変わらずどーでもいいことでケンカしてるっすね」「どうでもいいわね」 呆れる部下達


『良くない!!』 ギロッ 『ひっ!!』 再びハリセンを構える一誠 ハモる二人を見て、仲いいなーとか思っている。


「はぁー。とにかく、ケンカするなとは言わないからもうちょっと周りを気にしてくれ。お願いだから」

「わ、わかったよー」 「わかりましたわ」



今ケンカしていたのは、ベヒーモスのベスとリヴァイアサンのリア (命名 俺) 有名な神話の獣だね。ベスはオス リアはメス


ベスは、赤髪のツンツン頭 ジーパンにTシャツ、その上に黒いジャケットを着ているイケメン。 頭はよろしくない。いわゆる、脳筋である。

リアは、青いロングヘア。ふわっとしている。モデル体型のちょっとつり目なお姉様って感じだ 服は下品にならない程度に露出したドレスを着ていることが多い。

二人は、姉弟らしい。というのは二人とも生まれた時のことをよく覚えてないからだ。あと若い 俺が神界にきた少し後だから450歳くらいかな?先代の二匹が寿命で死んだから新しい個体が生まれ、それがベスとリアだったそうだ。

なんで人になれるかというと、元の姿のままだと色々燃費が悪いので人の姿をとっている、とのこと。他にもいろいろあるけれど、とりあえずこれまで。



「まったく あの仲良し姉弟は。加減ってものが出来ないのかね」

「仲がいいのは結構ですけど、周りを破壊するのは勘弁して欲しいです」

「昔っからあんなんだったんすか?」

「昔はもっと酷かったな。力加減がうまくできなかったときは規模が違った。日本くらいなら更地になるくらいじゃなイカ?」

「マジっすか!?」 「語尾変ですよ」

「ああ 大マジだ。あれを止めてたら自然に鍛えられたな。もうして欲しくもないけどな。語尾は気にするな」

「スゲースゲーっすね」「はぁ」

スゲースゲーっすねってさらっと言えるお前がスゲーよ。


さてでは俺の自己紹介と役職の説明でもしましょうか。

市野 一誠 日本人らしい黒髪のフツメン。 ライトオタクやってます。詳細は後ほど。

俺の役職は、神界特別保護区『箱庭』管理天使長 部下は2人だけしかいないけどな。

具体化にすることは、箱庭を監視してケンカの仲裁や要望を聞いたりして上にまとめて報告。あと環境管理も入るのかな?

仕事上、荒事に関わることも多いため人気のない部署だ。俺が天使長をできるくらいだしな。


「天使」というのは簡単に言っちゃえば、死んだ人(人間以外もいる)の中で適性がある人が神様のやるまでもない仕事や手伝い、雑用をする者のことだ。天使長ってのは、課長くらいの役職かな。俺は地球出身だが、これはけっこう珍しい。天使ってのは、あらゆる平行世界から集められる。それこそ魔法が存在する世界や、宇宙にまで進出した世界もある。そういう世界の人たちのほうが、天使の使う「力」を使いやすいようだ。「力」というのは、神力とでも言おうか。魔法を使うのに魔力がいるように、天使がつかう技は力の操作に慣れるほど技の効率が良くなる。そういう力をもたない地球出身の人は、俺以外ほとんど見たことがない。そんな俺がなんでこんな戦闘が多い部署にいるのかというと、俺に技を叩き込んでくれた師匠にぶち込まれたんだよな〜。

 「技が使いこなせるようになりたければ、実戦が一番よ!」

とか言って。始めの50年は何度も死にかけたもんだ。もう死んでるんだけどね。

  ちなみに、神界と他の世界とでは時間の流れ方がちがう。地球とは50倍の差がある。俺はここに500年くらいいるから、地球では俺が死んでから10年か。あっという間だったな...。今でも、思い出せるよ‥。





「ここ、どこだ?」

俺の目の前には真っ黒い世界が広がっている。その中に、俺だけが浮いている。

えーと、俺はたしか学校の帰り道で車に轢かれたんだよな? 死んだ時の感覚まだ覚えてるし。

てことは、

「もしかして、転生!」

「そうじゃないんだなーこれが」

うわっ! びっくりした。

「あ、ごめんね急に出てきちゃって。準備に手間どってね」

準備ってもしかして転s「違うよ。神界に行く準備」 デスよねって神界?・・・深い海?

「そんなわけないじゃん。神だよ。英語なら、god world」

なぜ英語に‥。あとあんたは?

「君達の世界風に言ったら、人事部長みたいな感じかな?神界のね」

そんな人がどうしてここに?

「君をスカウトにきたんだよ。天使のね」

は? 天使? 俺が?

「いやー珍しいね。科学が発展した世界からの天使なんて」

ちょ、ちょっと待ってくれ! 俺は転生できないのか?

「あー、転生ね。ごめんねー。普通ならできてたんだけどね。君、適性あったから無理だわ」

嘘だろ‥。

「そう悲観するもんでもないよ。悪い所じゃない。ファンタジックな所だよ」

そうか‥。んじゃ楽観的にいこうかね。

「そうそう!それに力を使い慣れてない君には師がついてくれるらしいしね。・・・君動物好き?」

マジか! それは良かった。動物は好きだぞ?

「じゃあさっそく行こうか」

おー!





まったく。動物が好きだからってこんなハードなところにすんなよなぁ。

「先輩!先輩!」

「ん?どうした?」

「セラフィム様が先輩のことを呼び出してるんスよ!」

「師匠が?」

「はい!だから早くいったください!」

「わ、わかった!あとは任せたぞ!」

『了解です(ッス)!』


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