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1 私の自慢の妹

 道行く人が振り返る程の美少女。

 金色の豊かな髪に海を思わせる澄み切った藍色の瞳、髪色と同じ色の睫毛はお化粧をしなくても瞳を強調させるには充分で。桃色の唇も、華奢な体も、同じ服を着ていても、差は歴然である。

 まるでお伽話から出てきたお姫様。

 対する私は、地味な茶髪に瞳も灰色がかった暗い黒色の瞳だ。華やかというには程遠く、どちらかと言えば地味な私。絵に描いたようなお姫様と平凡な姉。

 十人に聞けば十人が、私ではなく妹の方を美しいと褒め称えるだろう。

 それでも、私に対するリリアナの対応はいつだって変わらない。優しく、誰にでも平等に接するリリアナ。姉妹仲もとても良い。

「ソフィアお姉様、また本を読んでくださる?」

「えぇ、リリアナは本当にこのお伽話が好きよね」

 ソフィア……それが、私の今世の名前。

 リリアナの姉であり、地味でパッとしない平凡な少女。今日も今日とて、妹の好きな本を読み聞かせる。


 時に少し感情的に、時に少しおどろおどろしく――。

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