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◈華鳥風月◈【アイドル詐欺師、往来の隨の百騎夜鳥】  作者: 結城斎太郎
第1章◀❮⦅ STAY M²AGICALLY GIRLS ⦆❯▶
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954件目【ミク「本当に面白いな、うちらのセンターは」】

「そうだよ。女の子なんだから藤華には優しくしてあげなさい」


「私も女なんですけど?1個しか年齢変わらないんですけど」


「そーだそーだ!」


「私の真似しないでよ」


「藤華のは何か………強そうなんだよな。何にも逆らえない強キャラが常に滲み出てるから」


「もはや、それはゴリラと同じことでは?」


「ゴリラ以外に例えるもの無かったの?」


「………………オラウータン」


「なんで霊長類に拘るんだよ!」


「霊長類最強なんじゃないの?」


「誰が吉田沙保里だよ!」


「ゴツくない吉田沙保里」


「藤華は結構ゴツくね?まんまゴリラやん」


「STAY.㎡は揃いも揃ってゴリラだと思う」


「あんだけステージの上で飛んだり跳ねたりしなきゃなんだから、筋肉は必要不可欠だから。あんな動きをしていて、お腹に余計な肉が付いていたりしたら動けないじゃん」


「他のアイドルとかはお腹ポヨンポヨンしてるやん」


「フニャフニャしたダンス踊っとるしな」


「後、あんまり可愛くない」


「藍姉ちゃん、それは言っちゃ駄目。禁句だよ」


「何が?」


「可愛くないとか思ってても言っちゃ駄目。皆思っていても口には出さないでとりあえずは「わー、可愛いー」って言っておくのがセオリーだよ」


「とりあえず、アイドルとかゲストに来たら可愛いって言っておけばいいのはテレビだけにしてほしい。プライベートまでお世辞を言いたくない。そこに余計な労力を使いたくはないでござるよ」


「そういうことを言っちゃうから面倒くさいにことになっちゃうんじゃん」


「面倒臭いことなんてないでしょ。面倒臭いのはソイツ等。アイドルっぽいことをしてる何かよくわからない女達」


「私達もアイドルなのか?って自信を持って言えるような活動の仕方をしているとは言えないんだけどね」


「あー、まぁ……それはそうかもしれない。普通に虫食ってるヤツも居るから」


「虫食うのは良いでしょ」


「良くはないと思う。イメージ的に」


「そういうイメージが逆に個性として売れてるんだから。会社の売上にも貢献しているんだから良いじゃん。私も満足しながらも事務所にお金を落としまくってる……Win-Win以外の何物でもないよ」


「何で虫食わされて満足しているんだよ」


「水月の場合は虫を食わされているんじゃなくて、自分から食いにいってる節があるから。それでお金になっちゃうんだから……役得だよね」


「かと言って誰でも真似できるようなことじゃないしな。あんなゲテモノを普通に旨い旨いって言いながら食える人間なんて少数派だろ」


「水月ちゃんなら普通に雑草にマヨネーズ付けても十分そうなくらいだもん」


「それ、昔の櫻井孝宏さんじゃん」


「最近、何かと騒がれている人ね」


「やっぱり、義勇さんはモテるんだなって思うよ」


「クラウドだしね」


「割とスタイリッシュでカッコいいもんね。そんな人にイケボで口説かれたらヒョイヒョイついていっちゃうよね。私は男性芸能人にそこまで興味がないから、絶対についていったりしないけど」


「藍華はガチで可愛いアイドルや美人の女優のケツばっか追い掛けてるからな」


「うむ。だから熱愛報道とかは縁がないでござるよ」

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