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◈華鳥風月◈【アイドル詐欺師、往来の隨の百騎夜鳥】  作者: 結城斎太郎
第1章◀❮⦅ STAY M²AGICALLY GIRLS ⦆❯▶
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921件目【ユイ「一人で抱え込まないでほしいな」サキ「ほんと、そこなんだよねぇ~」トウカ「昔からだよ、藍姉ちゃんは」ミク「そうそう」ミツキ「困ったもんだよ」】

「そうやって私達には色々と心のうちをなるべく分かるようにするっていうのも、それだけ私達のことを信頼してくれているっていう何よりも証だもんね?ツンデレっていうわけじゃないけど………なんか、藍華特有の自分の気持ちの隠し方って感じなのかな?大して隠れてないけど」


「自分の事って本当に分からないよね。自分の事は自分が一番分かっているとか言うけどさ、全然そんなことないよね、実際問題」


「私達が分かっていればいいんだよ。こうして藍華という人間についていきたくなる人間が何人も居る。それだけ理解してくれればいいんじゃない?」


「一部、ついていきたいっていうだけじゃないのが何とも言えないところだけどね」


「一部………?誰や………?」


「誰でしょうか?」


「分からん」


「ここまで色々と話しているのに、マジで分かんないのかよ………どこまでラノベ主人公を極めれば気が済むんだい?そんなところを極めたところでどうしようもない気がするんだけど?」


「極めているつもりは一切無いんだけどなぁ………本当に分からないから分からないっつってるだけで」


「私も、藍華のそういうところは心配だな。悪意が皆無なだけあって、何とも言えないし。それで蔑ろにしているのかって言ったら、ちゃんと大切な存在っていう扱い方をしているから………」


「藍華は悪くないんじゃね?本人の前で全くもって素直になろうとしない人間の方に問題があるだけで?」


「・・・・・・・・・・・・・???」


「今の藍姉ちゃん、色々有りすぎて思考回路が通信制限だけじゃなくて圏外になっちゃっている。機能すらマトモにしなくなりかけているから」


「藤華も藤華だよね。思い切って言っちゃえばいいのに。そんなに拒まれることを恐れているのかにゃ~ん」


「拒まれる可能性のが圧倒的に低いって思うのは気のせいかな?そんなにヤツは軽い人間じゃないぞ?仕事の都合があったって自分の気持ちをハッキリ物申すタイプであることは、藤華だって知っているはずだけど?」


「ねぇ、さっきから誰のことを話してるん?私だけ置いてけぼりになっちゃっているような気がするんですが?」


「置いてけぼりにされるくらいの理解力しか持ち合わせていないのがいけないのですよーん」


「はい?」


「女版キリトになっちゃっているのかな?それとも、女版上条当麻、女版司波達也………どれなのかな?」


「私ってSTAY.㎡じゃ一応は、女版亀梨君じゃないの?女版亀梨和也じゃないの?それで、シンメである藤華が女版赤西君……っていう感じじゃないの?STAY.㎡をKAT-TUNで例えたら、そうなるよね?」


「藤華は運命とかスピリチュアルじみた、そういうのは信じないけど、藍華との運命なら信じるみたいなことをLINEで言ってるから。本当に女版赤西仁だと思う。赤西君も「亀との運命は信じる」みたいな発言をしたことがあるって聞いたことがあるから」


「変わってるね」


「赤西君も藍姉ちゃんには変わっているって言われたくないと思う」


「うん。自分で言ってて思ったわ」


「藤華は藍華を置いて一人で独立とかしないでね?独立するのは悪いとは言わないけどさ」


「私じゃなくて、独立云々に関しては藍姉ちゃんの方じゃない?藍姉ちゃんの方がいつ独立するのか分からんやん」


「それは言えとる」

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