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◈華鳥風月◈【アイドル詐欺師、往来の隨の百騎夜鳥】  作者: 結城斎太郎
第1章◀❮⦅ STAY M²AGICALLY GIRLS ⦆❯▶
904/1612

890件目【ユリ「………!やっぱり、今日動くか……!」】

「藍姉ちゃんの性癖は聞きたくなかったな……」


「いや、別に良いじゃん。私だって人間なんだから」


「真っ昼間から何てことを言ってんだよ」


「別に時間帯は関係無いでしょ。こういうのは深夜に話をするっていう風潮があるけどさ………私は納得いってないから。いつでも話したっていいじゃん。時間帯とかって気にしている方が馬鹿らしいと思わない?」


「話さないようにするっていう選択肢は無いんだね?」


「ライブのMCとかでもポロッと出ちゃうかもしれないじゃん。そんなにアホみたいに下ネタばっかり普段から言っていたら」


「私はそういうボロを出さないように常日頃から意識しているから。メリハリはちゃんと徹底して付けているから。それでいてこそプロっていうものでしょ」


「どこでプロ意識発動してんねん」


「もう、下ネタの話は止めよう」


「もうって言うほど話していないでしょ」


「ちょっとでも嫌なの!」


「なんだよ、ムッツリーニ」


「私はムッツリじゃないから!ちゃんと変態だから」


「藤華も藤華でそこを素直に認めすぎるのはどうなのかな?って思う。終わらせたいって言ってる本人がそんなことを言っちゃったら、本当に話が終わらなくなっちゃうよ」


「誰か話題変えるか。なんか言って話題を終わらせ______」


「かんわぁぁぁぁ!きゅぅぅぅだぁぁい!(`・ω・´)ゞテイッ」


「(`・ω・´)ゞテイッじゃねぇんだよ。なんでちょいちょい手越が出てくるんだよ。KAT-TUNが元ネタのSTAY.㎡なのに、NEWSまで入っちゃったら何のことか分かんなくなっちゃうでしょ」


「もう、NEWSに手越は居ないよ」


「居なくても居たっていう事実は変わらんでしょ。そしてら、山Pとか錦戸君……ワンオクのTakaだってそうなっちゃうじゃん」


「あっ、話変わるんだけど」


「いや、もう変わってるんだけどね?下ネタからジャニーズの話に変わったばかりなんだけどね。そこから更に変えるんですかい?」


「そんなことよりも重要な事だよ」


「ジャニーズのことをそんなことって言っちゃったら、マジでジャニオタからのアンチが嵐のように飛び交ってくるぞ?」


「嵐と嵐を掛けたのか?」


「いや、そんなつもりは無かったです」


「で、藍華は何の話を思い付いたの?」


「思い付いたっていうか思い出したっていうか………今日って本来ならライブがあったわけじゃん?ゲリラライブみたいなものだったけど。STAY.㎡がメインとなるようなステージを企画していたのに、3日前くらいに急遽延期になっちゃったわけじゃん?」


「なっちゃったね。延期って言っても明後日だから、そんなにガッツリ変わったっていうわけじゃないよね?なんか、アリーナの方でちょっとした機材トラブルがあったとか何とかっていう話じゃん」


「あー、うん。でも、タイミング的にも気になるところがあるといいますか………なんで、今日という日にピンポイントで機材トラブル……しかも、そこまで大きなトラブルっていうわけでもない。ライブやりながらでも最悪対処できるようなものっていうのを由利ちゃんから聞いたんだよ」


「えっ?そんなに大きなトラブルじゃなかったの?」


「本来なら今日はやれたってこと………?」


「でも、何かしらの理由があって由利ちゃんと姉ちゃんの判断で延期にした。社長はポンコツだから何の事かは分かってないみたい」


「社長……大丈夫かよ。そんなんで」

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