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◈華鳥風月◈【アイドル詐欺師、往来の隨の百騎夜鳥】  作者: 結城斎太郎
第1章◀❮⦅ STAY M²AGICALLY GIRLS ⦆❯▶
252/1612

250件目【シャチョー「藍華と千柰都ちゃんは大丈夫なのか?」】

最後まで生き残るのは果たして……誰になることやら。



「千柰都と藍華って本当にギリギリのラインで生きているよね?」



おっと?水月、自分から危険な道へと歩を進めるのか?


Real Faceの歌詞っぽいことを言ったっていうことは、ワンチャンKAT-TUNネタが出てくるかもしれない。


いや、咲希と未來がこんな鴨がネギを背負って歩いてきたような状況を見逃すわけもない。どっちが仕掛けるのは明確だな。


さて、どちらが水月に仕掛ける!?



「2人とも、本当にギリギリでいつも生きている感じだよね。ちょっとは余裕を持って生きるっていう選択肢を持った方が身のためじゃない?」


「そんなKAT-TUNみたいな人生を歩まなくても人生は上手く行く時はいくんだし、いかない時はいかない……山がありゃ谷があるのが人生においての当然の摂理じゃん」


「この小説ってちょいちょいKAT-TUNを挟まないといけないという決まりでもあるの?KAT-TUNの宣伝をしないといけないっていう盟約でも存在するの?ジャニーズ事務所から宣伝しろ!って言わんばかりに出てくるやん、KAT-TUNネタが」


「どーせ出すならジャニーズをバランス良く出せば良いのにね。KAT-TUNに偏る必要は無いよね」


「私達もKAT-TUNみたいな活動方針になっていくのかな?ワイルド系のアイドルで不良っぽさ全開で」


「ロクーンの時は不良っぽさ全開だったけど、3人になった今って上田君がギリギリKAT-TUNらしさを保っているだけで、亀梨君と中丸君は落ち着いた雰囲気になっちゃって、KAT-TUNっぽさが無くなっちゃったよね」



おい、未來。お前が水月のNGワードを言ってどうする。


いや……違う。この流れは水月もポロッと言い出す流れが出来上がっているとも言える。


水月、「亀梨君」と言ってしまうのか………!?



「それは分かるな。中丸君も昔はチャラ丸とかって言われていたらしいじゃん?【亀梨君】に関しては赤西君が居たからこそのっていう輝きがあったような気がする。どう思う?藍華は?」


「水月、ドーンだYO!」


「………………………ん?何言ってんの?」


「えっ?アウトなんだけど」


「意味が分からないんだけど」



そっか。まさか自分のNGワードが「亀梨君」っていつのを知らないから、亀梨君って自分が言ったっていうのがアウトになっていることを知らないんだ。


知らなくても私達には答えが見えるんだから、何を言おうがアウトということには変わりはない。



「意味が分からないなら自分の紙を見なさい。答えが分かる」


「KAT-TUNがアウトなの?えっ?はぁ?」



自分の紙に書かれた「亀梨君」という文字を見て、無言になる水月。本当に自然に出てきすぎて状況を理解するのに若干のラグが発生している模様です。



「……………えっ?【亀梨君】……って。えぇ!?」


「ねっ?アウトでしょ?」


「いや………えぇ………あの流れはちょっと………そりゃKAT-TUNの話をしたら亀梨君って言っちゃうじゃん!」


「だから振ったんだよ」


「あー」

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