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◈華鳥風月◈【アイドル詐欺師、往来の隨の百騎夜鳥】  作者: 結城斎太郎
第1章◀❮⦅ STAY M²AGICALLY GIRLS ⦆❯▶
244/1612

242件目【ユイ「マジカルバニャニャ~♪」】

「とりあえず、マジカルバナナやるか!」


「おー!」


「じゃあ、藍華………スタート!マジカルバナナ!」


「バナナと言ったら、黄色!」


「黄色と言ったら二宮和也!」


「ん?」


「ん?」


「ん?」


「えっ?なんで?」


「なんで早速審議に入るようなものをぶちこんでくるんだよ」


「なんで駄目なの?二宮和也のメンカラって黄色じゃん」


「あー、そういうことか……うーん。だったら良いのか。よしっ、二宮和也はOKといたします。ジャニーズのメンカラもOKってことで」


「二宮和也と言ったら嵐!」


「嵐と言ったらジャニーズ!」


「ジャニーズと言ったらKAT-TUN!」


「KAT-TUNと言ったら赤西仁!」


「赤西仁と言ったらイケメン!」


「審議入りまーす」


「これはちょっと審議だよ」


「みっけ、ちゃんとやりなさいよ。自分からやるって言い出したのに、なんでちょっとズレていることをぶっ込んでくるのかな?」


「うえっ?えっ?何が?何がだよー?」


「イケメン……まぁ、赤西君はイケメンだから良いんじゃない?」


「藍華、判定ユルくない?」


「男の有名人の中でカッコいいって思えるのが、赤西君と山Pくらいだから。その2人だったら良いかな?っていう」


「この審議の最終決定機関って藍華なの?」


「別にそういうわけじゃないと思うけど、なんかそんな感じになってるよね?それでいいんじゃね?遊びなんだし」


「罰ゲームはこの私、紫水未來からの本気の平手打ちをかましてあげましょう」


「じみに嫌な罰ゲーム提示してくんなよ。変な緊張感が漂うだろうが。てか、未來がミスった場合ってどうなるんだよ」


「えぇーと……千柰都からビンタ?」


「おい、それは絶対に自殺行為だぞ?」


「えっ?今日の土御門魁聖の件を見て、それを言ってるっていうことだよね?シンプルに頭悪くね?大の男を蹴り一つで何百メートルも吹っ飛ばすような化物のビンタを食らうとか、本当に死ぬで?」


「千柰都、ちょっと加減って出来る?」


「出来ない」


「おーまいごっつ」


「柚依で良いんじゃね?」


「えっ?それで何で私になるの?」


「何となく。ビンタそれなりに痛そうな顔してるから」


「どういう顔だよ。ビンタとか咲希くらいにしかしたことないわ」


「咲希、柚依のビンタ食らったことあるんだ……」


「普通に効くよ?頭クラクラしたこともある」


「柚依も柚依で結構殺傷力の高そうなビンタだな……まぁ、言い出しっぺの未來にはピッタリの罰ゲームだとは思うな」


「…………………生き残りを懸けたデスゲームみたいになってるね?こんなバトル・ロワイアル的な感じのマジカルバナナってある?」


「未來は軽く人生COした方が良いような気がする」


「人生COって、それって遠回しに死ねっていうことですかい!?」


「遠回しでもなく、ほぼストレートだけどな」


「人生カットアウトだけは勘弁してくだせぇな~♪」


「なんでちょっと喜んでるんだよ。どういう精神状態なんだよ。情緒不安定っていうレベルじゃねぇぞ」


「あれ?もう罰ゲーム執行した方が良い感じ?」


「やったれやったれ」


「柚依、早まるな」

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