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◈華鳥風月◈【アイドル詐欺師、往来の隨の百騎夜鳥】  作者: 結城斎太郎
"SIX IMPOSTORS" AND "WHITE LIGHTNING"
1607/1612

1590件目【ユリ「そういえば、最近麻雀打ちにいってないね」クイナ「藍華達、誘うか」】

「デカリャンピンとか普通にやるからな……」


「1000点2000円か……」


「2人と社長と、後どっかの経営者とやった時はドデカピンっていうのをやったりしたらしい」


「ドデカピン?」


「1000点1万円」


「病気だよ。レート高過ぎるやろ」


「立直掛ける度に諭吉が飛んでいく」


「親役満ツモだったら16万を他家3人から回収することになるな」


「その時に姉ちゃんが十三面待ち上がって、ダブル役満採用で親だったから……96000点のツモ。32000オールで。1人あたり32万を姉ちゃんに手渡しっていうとんでもない事になったっぽい。てか、その半荘は東四局一本場で姉ちゃん以外が飛んだから終局。あまりにもデカい額が動きすぎて終わり。姉ちゃんの一人勝ち」


「來依柰さん、持ってんな………」


「そこからはヘタに攻めたりはしないで。勝負に参加しないで。その後の半荘も早く終わらせることに徹していたらしい」


「あの人、麻雀で100万近く稼いでいた過去があったのか……」


「その日、姉ちゃんは170万くらい稼いで帰っていったらしいで」


「アイドルとは思えんくらいに荒稼ぎしてるの草」


「由利さんと共闘しているのかと思いきや、容赦なく潰しにいってるのも何とも言えない」


「そもそも、そんなアウトローな麻雀のやり方している元アイドルとか………どんだけ闇堕ちしてんねんって思うわ」


「外角低め」


「來依柰さんの場合はストライクゾーンを狙ってるんじゃなくて、ちゃんと相手の顔面を狙って配球しているようなもん」


「あっ、咲希から噂の2人が事務所に帰ってきたって」


「アウトレイジな元アイドルコンビ」


「逆に、そこまで闇堕ちしちゃうくらいにアイドル活動を圧力によって活動休止に追い込まれて、事実上の芸能界引退に追い込まれるようなことがありゃ誰だって闇堕ちくらいはするもんよ」


「明らかに真っ黒の犯罪に絡んでいないだけマシってくらいなのかな?」


「明らかに真っ黒なことをやっているのは私達の方という」


「普通に人殺しもやっちゃっているわけだし」


「バレなきゃいいんだよ、バレなきゃ」


「バレたところで揉み消せるしね」


「裏稼業なんて多方面に力の強い人間がやれば、マジで自分達の思うように仕事が出来る。ほぼストレスフリーだから仕事っていうことにも疑問が出てくるな」


「ゴリゴリに裏の世界に染まりまくってる藍姉ちゃん」


「捕まっていないだけで、やってることは犯罪者なんていう連中は、そこら辺にいっぱい居るんだから。藍華だけでも目の敵にするのはおかしいよ。じゃあ、他の奴等はどうすんだよって。矢面に立ったからっていう理由だけで情弱共が藍華をディスっていい理由にはならなくね?」


「遥華のその言葉には共感しか無い」


「藍華の敵は私の敵よ」


「イグザクトリィィィィ!!!!」


「マリアさんの声量も相変わらずバグってるな」


「WRYYYYYYYYYYYYYY!!!!」


「DIOじゃねぇか」


「マジでうるせぇ」


「鼓膜が貧弱ゥ!貧弱ゥ!藤華ァァァァァ!ウリィィィィイイイイ!!!!」

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