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◈華鳥風月◈【アイドル詐欺師、往来の隨の百騎夜鳥】  作者: 結城斎太郎
"SIX IMPOSTORS" AND "WHITE LIGHTNING"
1601/1612

1584件目【マリア「omg!」】

「散々長ったらしいプロポーズじみたことを並べておいて、「きっしょ」の四文字で一蹴されるのは面白すぎますよ」


「爆笑じゃなくて、どっちかっていうと失笑っていうことになりますが」


「藍華に関してはジト目で対応するという」


「私がベタベタしていることに対しても、ここまで冷たく言い放つことはしないのに………マリアさん、もう藍華に振り向いてもらえる可能性はゼロになりましたよ」


「麻雀で天和2回連続で上がる方がよっぽど確率が高いっすよ」


「全くピンと来ない例え方だけど、何となくほぼゼロだと言われるようなもんだなっていうのは察しましたよ」


「華鳥風月のメインヒロインとしてのポジションをマリアさんに正式に与えるために、藍姉ちゃんを面接官として、藍姉ちゃんからの採用が認められた際にメインヒロインとしての地位を授けるのはどうなのかな?」


「おっ、面白そうじゃん」


「受けさせてくだせえ」


「私にデメリットしかないじゃん。面白がってるの気付いていないとでも?」


「まぁまぁまぁ、一応やっておこうって」


「やる意味無くね?別にやらなくてもメインヒロインで良いんじゃないの?未來も雛形ちゃんもどっか行っちゃったし。公認としては絶対に必要なタイプの人間だと思ってるよ」


「屁理屈こねくりまわさなくていいから。適当にやっちゃってくださいな」


「えぇ………マジかよ」


「じゃあ、ドアから入ってくるところからやっておいた方がええ感じかな?」


「やらなくていいよ」


「私の対面に座ってくれればいいから」


「もう座ってるけどね」


「あっ………」


「面接官が既にポンコツという」


「そんな藍華も可愛いよ~ん★」


「では、面接を始めたいと思います。亀梨摩利華そん。えっと……華鳥風月の新メインヒロインを志望した動機っていうのを聞いてもいいかな?」


「藍華とセから始まることをしたいから」


「Sexy Zone?」


「中国語で性感帯って表記になるらしい」


「まんまで草」


「私のSexy Zoneと藍華のSexy Zoneを合わせて、マイルドをワイルドにしたいなと思っております」


「ファンに殺されるぞ」


「どうかヤらせてください。お願いいたします!お願いいたしマリウス!」


「マジで止めてほしいっすわ」


「そういうことを言うのが駄目なんですよ」


「採用」


「よっしゃっ!」


「早くね!?」


「こういうキチガイが暴れまわる世界観こそ、華鳥風月の売り所だと思っているから。レギュラー確定でしょ?」


「前々から確定しているようなもんだったけど」


「降格処分にしてやろうかなって思っていたのに………!クソォ………!」


「ありがとうございマリウス!」


「語尾にマリウス付けるの止めろ」


「レッツモリモリ★」


「マジで一部の人のしか伝わらんジャニネタブッ込むの止めろ」


「藍華とモリモリしたいのぉ~★」


「なんでよりによってマリウスの真似してんの?」


「風磨君の真似でもしておけばいいじゃん」


「地上波で自分のSexy Zoneを披露すればいいの?」


「これに関しては本人達もネタにしてるから意外と荒れなさそう」

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