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◈華鳥風月◈【アイドル詐欺師、往来の隨の百騎夜鳥】  作者: 結城斎太郎
"SIX IMPOSTORS" AND "WHITE LIGHTNING"
1597/1612

1580件目【トウカ「下ネタ多いな」】

「それでどれだけの子供が出来たんですか?」


「20人くらいは出来たのかな?」


「そんなに産めるもんなんですか?」


「神だから色々と体が丈夫なんじゃないのかな?私は最高神としての立場があるから、そんなことをしなくても神々を新しく産み出すことは出来たけども」


「えっ?わざわざ到らせることは無かったってことですよね?なんで………?」


「後世に語り継ぐのに、そういうのもしておいた方が良いんじゃないのかなっていう思い付きでやりました」


「昔のマリアさんには人の心が無かったみたいです」


「思考回路と能力の使い方っていうのが、世界を創るために全振りされとったようだから、後々思い返すと相当パスってんなっていう自覚はある」


「人間だったら前科ミルフィーユの犯罪者よ」


「マジモンの形だけの交尾を下々の神々にやらせている人が目の前に居るっていうのが信じられないわ」


「形だけの交尾って、何かで聞いたことあるな」


「DECO*27のモザイクロール」


「そう、それだ」


「それは聞いたことはあるわ」


「マリアもマリアで知識が偏ってるな」


「人間なんてそんなもんよ」


「世界を創れるような神2人を自分の目の前で性交渉を無理矢理行わせる時点で、色々な意味で人間じゃねぇと思う」


「させなくていいことをやらせてるっていう時点で本当に下衆の極み乙女よ」


「遥華、なんで敢えて敵を増やすようなことを言っちゃうわけ?」


「何がセンテンス・スプリングや」


「ようやく風化してきたところなのに、そーやって引っ張り出してこないの!」


「ネタが古いねん」


「もうベッキーのそれは古いよ。風化してるから。化石化しているネタを引っ張り出すなよ」


「マリアさん、続きをどうぞ」


「その20人の神々は神域でも力を持った神として、個々が統括するエリアなどを決めて、大元となる秩序から派生して法などを整備していったんだよ。日本で言ったら憲法を元にして法律を作っているようなものなのかな?」


「基本的人権の尊重!」


「国民主権!」


「…………後一つ、何かあったよね?」


「私も覚えてない」


「しっかりしろよ。MENSAやろ」


「知能指数は知識量と比例しないから」


「炭水化物!」


「それは三大栄養素だわ」


「法を整備してから、しばらく世界が安定するまで様子見をして……ある程度良い頃合いになったところで、サクィベルとハルヴェアに「神域以外にも世界を作ろうじゃないか」ということを持ち掛けて。最初は2人とも嫌がっていたけど、「反抗したら全裸で宙吊りにして猛獣の餌にするぞ」っつって脅して地上を作らせたんだよ。神話では【お告げ】を受けて最高神2人が地上を神のみが扱える術式を使って、天地創造を行ったとされる。海、大陸、そこに住む生命体の全て、自然の摂理なども細かく作り込ませた。乳海撹拌とか呼ばれるものになるのかな?」


「天地創造云々を乳海撹拌っていうのはインドかどっかだった気がする」


「そういうことはちゃんと知ってる遥華さん」


「インドとかどっかって言ってるので、曖昧なことには変わらないけど」


「うっせ、ポニテ」


「ポニテは悪口じゃねぇよ」

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