表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
◈華鳥風月◈【アイドル詐欺師、往来の隨の百騎夜鳥】  作者: 結城斎太郎
"SIX IMPOSTORS" AND "WHITE LIGHTNING"
1596/1612

1579件目【ハルカ「サトシ!」アイカ「大野か」トウカ「数文字の会話で場をカオスにする2人」】

「自由にやりたいっていうことになって、そういうことに囚われたくないって思ったら、自分を蹴落としてくれる存在が居てくれた方が助かるもんね。しかも、自分でその存在を創り出せるってことにもなれば……そりゃ実行するに決まってるか」


「最高神としての立場を思う存分に使ってやりましたよ!HA★HA★HA★」


「本当に悪いヤツだわ~」


「自分を蹴落としてくれる、自由なポジションを得させるための、やる気のある無能を自らの手で産み出すのは策士っすね。芸能界でも上手く立ち回れそうなもんですよ。何なら、もっと広い世界で世界を牛耳れるような……ロスチャイルド家みたいなポジションにもなれるかもしれないっすね」


「何チャイルド家?」


「ロスチャイルド家。知らないんですか?」


「…………あー、なんか、フリーメイソンやらイルミナティやらテンプル騎士団やらってヤツか」


「知ってるような雰囲気で話してますけど、本当に名前だけしか知らないみたいなのが垣間見えるという」


「そこまで興味ないもん。私の自由を妨げるもんじゃないなら気にすることはない。最高神から天下りして私は神域の住民として、神の座を捨ててのんびりを暮らしていたんだよ。サクィベルとハルヴェアが意外と仲良くなってくれたお陰で、私がそこまで介入させなくても神域はしっかりと発展していった。色々とやり方が雑すぎたから後始末は全部私が行ったりもしていた」


「それはガッツリ介入しているっていうことなんじゃないんすかね?」


「…………介入していないっていう体で」


「お察しいたしました」


「世界が大きくなって複雑になっていき、物理法則や秩序、神以外の動植物、神域に住む知的生命体……人間みたいのを作っていて、流石に仕事量が増えてきたということで神々を増やしていかないとなってなりまして。そこは最高神としての権限を使って、サクィベルとハルヴェアに無理矢理子作りさせて神々を産み出させてもらいました」


「わぁーお」


「えちちち……!()っ……!」


「遥華、本当に大人しくしてて」


「遠足前日の夜8時くらいの幼稚園児くらいにテンション高いな」


「例えが絶妙」


「えっ………?無理矢理子作りさせたって、その2人の神様のヤってるところを現在進行形で見張っていたりとかしてたんですか?」


「したよ。だって言っただけじゃヤらないから」


「AVの企画みたいなことを5桁年前から行われているのが草過ぎる」


「どういうプレイやねん」


「動画という概念がまだ出来てなかったから、私の記憶のみに焼き付けられているハ★撮りになってる」


「海馬というフィルムに焼き付けられたものはハ★撮りとは言わないですよ」


「よく見てられましたね」


「今だったら出来ないよ。多分、人間としての感情っていうのがそこまで目覚めきっていなかった頃だったっていうのもあるのかな?ハルヴェアとサクィベルに関しても同じような感じだったと思う」


「流石に情事見られたら羞恥心爆発するやろ」


「そんなこと無かった記憶がある」


「世界が目覚める前に、神々が新たな性癖に目覚めた」


「遥華、マジ黙れ」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ