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◈華鳥風月◈【アイドル詐欺師、往来の隨の百騎夜鳥】  作者: 結城斎太郎
"SIX IMPOSTORS" AND "WHITE LIGHTNING"
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1570件目【マリア「オカルトがオカルトで終わらない時代」】

「サキのパッパに束縛されまくっていた時は、タバコを吸うのも貴重な自由時間を使うことになっていたからな………でも、ストレス溜まっていたから、その僅かな貴重な時間ですらもタバコを吸う時間に当てたくなる……そんな生活を長く永く続けていて、よく精神が壊れずに元々の性格を保ち続けられたと 自分で自分をナデナデしてあげたいものよ」


「とりあえず、時間があったら真っ先にタバコを吸う時点で終わってんのよ。体も頭も」


「薬漬けになった人の気持ちが分からんでもない……」


「タバコも一応は合法麻薬みてぇなもんだからな。大麻よりは害が無いって日本国内ではされている?っていうだけであって、どっちもどっちっていうのが本質なんじゃないのかな?」


「依存性に関しては大麻よりよタバコの方が高いっていうデータも出ていることだし。タバコの方が余程麻薬らしいのにね~」


「それは意外だわ~」


「あくまでらしいだけだから、よくは分からん」


「あっ、思い出した」


「急にどうした、マリアさん」


「藍華ってさ」


「ん?」


「反応したの藤華なのに、まるで存在を認識していないかのようにスルーしていくマリアさん」


「ビンタしてやろうかと思った」


「止めとくんだ。消し炭されるぞ」


「讎禍を使えば何とかなる」


「ちょっと外野、うるさいですよ?」


「いいよ。白いのとアホは放っておいて。で、何用?」


異世界(あっち)に関することなんだけどさ…………"神域"と"深淵"が存在するっていうのは聞いたことあるかな?」


「し、神域と・・・・・・」


「し。深淵………?」


「えっ?急にどうしたの?そんなオカルトめいたことを急に言い出すようなキャラだったっけ?」


「オカルトも何も事実でしかないんだけど」


「じ、事実………?事実って言われても、あまりピンと来ないよ。異世界の存在自体が他の大多数の人間からすればオカルトめいた話ではあるのかもしれないから、それが日常になっている私が「オカルトなんて信じない」っていうのは色々と違うかなって思う部分はあるけど・・・・・流石に、それは突飛過ぎるんじゃない?」


「あら、意外とすんなり聞いてくれると思っていたのに?藍華は異世界には、神域と深淵の存在に関しては懐疑派っていう認識でOKかな?」


「懐疑派というよりも、なんていうか………存在する証拠も存在しない証拠も調べようがないし、私はそういうのを専門にやっているわけじゃない。どうでもいいかなって考えているのが正直なところ」


「意外とリアリスト」


「マリアさん。そもそも、神域とか深淵とかってなんなんですか?私達にも分かるように説明してくださいよー」


「そこの2人だけで通じ合っているだけじゃ置いてけぼりですし。私達も知る権利はあると思うんですよねー?」


「あー、そだねー。ごみんごみん。結構長くなる話になるけど大丈夫かな?神話とか異世界(あっち)の起源とか………そういうのも長々と話さないといけなくなる」


「文字数は気にせずにどーぞどーぞ」

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