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◈華鳥風月◈【アイドル詐欺師、往来の隨の百騎夜鳥】  作者: 結城斎太郎
"SIX IMPOSTORS" AND "WHITE LIGHTNING"
1583/1612

1566件目【サキ「私って、そこまでキチガイじゃなくね?」】

「いやいや、類友って。私は違うよ。キチガイじゃないよ」


「STAY.㎡に居るんだからキチガイに決まってるやろ」


「暴論にもほどがある。何が「STAY.㎡居るからキチガイ」だよ。異議しか無いよ」


「認めない」


「認めません!」


「み"どめ"せ"ん"!!」


「遥華、あまりダミ声やると潰れるで」


「遥華みたいに地声が高い奴がダミ声とか、喉に負担を掛ける喋り方すると簡単に喉終わるよね」


「私みたいに声帯が柱間細胞で出来ている人間がやって良いことだから」


「最強の細胞で草」


「声帯だけっていう、あまりにも局所的過ぎる部分に柱間細胞あるのが余計に草」


「声帯は柱間細胞で出来ているけど、眼球はチンカスよ」


「藍華ってめちゃくちゃ近視だもんね。遺伝?」


「にぃーも目ぇめっちゃ悪いけど、鵺島家は視力は遺伝なのか何なのかは分からない。父親が裸眼で一切視力落ちていないし、にぃーの母親も私の母親も私達ほど悪くない。ねぇーもメガネ掛けているけど、めっちゃ度が弱い。にぃーと私だけがめちゃんこ目が悪い」


「逆にそんなにバラバラなのも不思議なもんだな。視力って以外と身内の中じゃ一定の法則というか、視力が悪い家系なら遺伝する人が多いとかってあるっていうのを良く聞くけど……」


「んー、視力の低下って先天的な要因なのか、後天的な要因なのかっていうのがよく分かっていないところもあるみたい。悪くなる人はどんなに目に負担を掛けさせないように生活しても悪くなっていくし、逆に悪くならない人は夜通しゲームやっていたりとか、ストレス過多になっても視力2.0をキープするとか………医学的にこうだ!って言えることは無いんじゃなかったっけ?遥華はどう思う?」


「私もそういう話を聞いたことあるから、目が悪くなるのはある種の運命だと思ってる。受け入れる他ない」


「ちなみに、藍姉ちゃんって視力ってどんなもんなの?今もコンタクト付けてるんだよね?」


「付けてるよ。メガネかコンタクト無いと生活できないレベル」


「そんなレベルやったんか………」


「うん。にぃーも同じだよ。メガネかコンタクトが無いと生きていけないって」


「視力0.1以下ってことになるよね?」


「視力0.01……よりも下回ってる可能性出てくるかも。ほぼ目の前なんじゃねぇのかな?っていうくらいの距離にいかないと一番上が見えない」


「視力コンドームやん」


「本当に0.01……以下は無いとしても、0.01前後だと思う。絶対に0.1は下回ってる」


「藍華の視力とコンドームの暑さが同じ数値なのはウケる」


「藍華の兄貴も同じ視力なんじゃないの?」


「どっこいどっこい……くらいかな?」


「なんで2人だけダントツに悪くなってんの?変なものでも食べたの?」


「確かに、にぃーと私は小学生の頃は変なものを食う遊びとかやっていたけど。私がタンポポ食ったって言ったら、にぃーは小学生の頃に土と校庭の砂食ったって言ってた」


「ただの馬鹿やん」


「タンポポは一応食用っていうのも聞いたことあるけど、藍華の兄貴に関しては明らかに食べられないもの、食べちゃ駄目なヤツやん」

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