表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
◈華鳥風月◈【アイドル詐欺師、往来の隨の百騎夜鳥】  作者: 結城斎太郎
"SIX IMPOSTORS" AND "WHITE LIGHTNING"
1569/1612

1552件目【ハルカ「ヴィーガンさん、ちゃんと肉食べないと死ぬで」】

「中国語、韓国語は芸能活動するなら喋れた方が良いかもしれないけど………何故、ドイツ語?」


「ヨーロッパって常に安定した全ての物事においてレベルが高いような気がするから。昔から時代の改変が起こるときはヨーロッパの方から起きているような気がするから。だったら何か海外で改革を起こしていくならヨーロッパのどっかに行った方がええんじゃないのかな~って」


「前々から言ってるもんね」


華鳥風月(ここ)でも何回か説明してるからね」


「あっ、そうなの」


「何回も同じ話をすると小説のクオリティが下がる!とかって言われるから、新しい登場人物が出た時に自分の説明をするのってあまりしたくないけど、説明しないと「いつ知ったんだ!」っていう騒ぎ出すのもいるから……落とし所見つけて進めていかないといけないっていう事情があったりする」


「メタ過ぎる発言をどーも」


「今更クオリティ云々とかどうでもいいでしょ。また藍華の悪い癖で会話文オンリーで、語りの仕事を放棄して物語を進行させるっていうのが始まっちゃってる」


「あっ、マリア。契約書とか終わった?」


「うん。終わった」


「住民票とかって大丈夫なのかな?」


「そこら辺は社長が上手くやってくれるはずだよ」


「マンション買ってやるか」


「えっ?マジで?」


「ちょっ、藍姉ちゃん。それは………」


「住所不定は色々と不便でしょ。別に金なら有り余ってるんだ。しかも、ろくでもないことで得た金なんていつまでも大事そうに抱えているのも嫌だしさ。浄財っていう意味も兼ねて」


「いや、マンションって何千万………本当に良いところだったら億とかするところあるよね?」


「億するマンションって港区とか世田谷とかやろ。そこら辺だと新宿まで遠くなるから」


「世田谷なら京王線沿いなら近いんじゃないのかな?」


「東京で住むのはオススメしないけど、知り合いが近くにいた方が安心するっていうのもあるし」


「そうだね。多分、学校にも通うことになるかもだし。藍華達の学校に通ってみたいなって思ってる」


「そこは鵺島家パワーで何とか出来る。そこら辺は心配しないで。………となると、学校からも事務所からも近いってなると……どこら辺が良いんだろ?無難に間の馬場とか?」


「馬場なら港区よりは安いもんね。それでも高い方ではあるけど」


「学生の町だし。まぁ、一人暮らしするなら良いんじゃないのかな?」


「一人暮らし自体は平気だよ。土地勘もすぐに付けられるから」


「ちゃんと自立している!」


「普通でしょ」


「今の日本の女は自立出来ないゴミいっぱい居るから。家事出来ない、仕事出来ない、頭も悪いっていうのが本当に多い。そんなんで結婚してぇとか……男に寄生する気満々なのワロタって感じだし。男は意外とそういうのを見てるんだよ。にぃーとかにぃーの知り合いも凄い女の細かいところを見てるんだよ。女が男のことを見るよりも細かいところを見てる男が多いよ。クズ男以外は基本的に「コイツ等と一緒に居るメリット無い」って考えてるの多いよ。それでも結婚するのは世間体とか親からの圧力に逆らえなかった人間だって」


「だから不倫が世の中から無くならないのか。不倫の理由が男は遊びっていう理由が分かる気がするわ」



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ