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◈華鳥風月◈【アイドル詐欺師、往来の隨の百騎夜鳥】  作者: 結城斎太郎
"SIX IMPOSTORS" AND "WHITE LIGHTNING"
1533/1612

1517件目【アイカ「アニメ化、してぇな~」】

「HYDE様は盛ったよ。流石にあの人レベルの歌唱力なわけがない」


「歌唱力の話はしていない。音域の広さだけはそれくらいはあるんじゃないのかな?っていうだけのもんだから。決して歌自体もHYDEレベルとは言っていないから」


「HYDE様に歌で勝てるわけがないやろ。藍姉ちゃんが」


「めっちゃボロクソに言うやんけ」


「お待たせしました~。コーラ3つと………鶏皮6皿です」


「「「ありがとうございま~す」」」


「では、失礼しまーす」


「来た来た!食うぺ!」


「とりあえず、私達の声優の話については終わりにしようか。まずは書籍化することが目標になってくる」


「書籍化か………いやー、まずはそこだよなー」


「鶏皮、めっちゃ旨いな」


「藤華も焼き鳥で一番好きなの鶏皮だもんね」


「コイツ、鶏皮しか食わないからな………モモとかも食べれば良いのに。鳥貴にあったかはしらないけど、砂肝とかも旨いぞ?」


「藍華の趣向はちょっとオッサン過ぎるかも」


「多分、兄貴の影響もあるんじゃないかと思われる」


「うん。にぃーの影響もあるかもしれないな」


「女子高生が砂肝を好んで食うなんて、なかなか居ないで?」


「私はマイノリティJKなんで」


「少数派に居るアピールしている癖に、基本的に多数派の意見に流されるような馬鹿は沢山居るけど、藍姉ちゃんの場合はちゃんと少数派に位置する人間だからな」


「そもそも藍華の存在自体がマイノリティ」


「ほぽ悪口じゃね?それって」


「それは藍華の考えすぎよ」


「そういうことにしておきましょう」


「で、今日は可愛い店員を探したりとかはしないんだね」


「嫌がるだろ。お主ら」


「嫌だけど、割とお決まりみたいになってるじゃん」


「とりあえず、女の店員が来たら声掛けるみたいな」


「だから、私は美人とか可愛い人にしか興味が無いって言っとるやろ。誰でも良いっていうわけじゃないって何回言わせれば気が済むの?」


「誰でも良いってわけじゃなくても、美人とか可愛い人だったら声掛けにいくっていうだけでもおかしいっていうことは自覚している?」


「してる」


「してるようには思えませんけど?」


「私がしてるっていうんだから、してるんだよ」


「さっきの女の店員さんはどうなのよ?」


「えっ?ちょっと無愛想な店員さん?さっきの?」


「うん」


「あんまり可愛くなかったから声を掛けなかった」


「本当に素直だな」


「聞かれていたらどうすんねん」


「聞かれちゃったらドンマイくらいだよ。後、自分のことを言われるなんて思わないでしょ」


「自分を可愛いって思っている女だったら気にしないと思うけどね」


「メイク濃かったし、マニキュアも付けていたから、自分には自信あるんじゃね?飲食店の接客の仕事をしている最中にそんなにメイクしてるとか、ちょっと不衛生だなって思うが。たまにそれで爪の先端とかが皿の中に入ってるとかっていうのは普通に嫌。そこら辺ベタベタ触った爪の先が食べ物乗っかっている皿に入るとか無理やん」


「意外とそういうの気にするんだね。藍華って」

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