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◈華鳥風月◈【アイドル詐欺師、往来の隨の百騎夜鳥】  作者: 結城斎太郎
"SIX IMPOSTORS" AND "WHITE LIGHTNING"
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1492件目【ミツキ「………んがー、んがー(´ω` )zzZ」】

「善処するんじゃなくて、徹底しないとじゃない?」


「元からブサイクなチンパンジーみてぇな顔してんだから、殴ったところで大して変わんないだろ。逆に私が顔殴ることで美人になるんじゃね?強めに真ん中あたりを殴っておけば、本田翼くらいにはなるだろ」


「藍華の鉄拳は美容整形の力でも宿ってるの?」


「宿ってなくても、なんとかなるやろ。バッサーの顔くらいやら覚えているから」


「人間の顔は彫刻か何かだと勘違いしていらっしゃる?」


「彫刻の方が可愛いよ。彫刻よりもブッサイクな顔のヤツ多いじゃん。自分の顔が良いとかっていうのは思ったことないけど、怠惰なブサイクは死んでほしいって思う。だって頑張っている人でブサイクって居ないじゃん?男女問わずに」


「言いたいことは分かるけど、私に負けず劣らずにストレートな物言いになっちゃってるよ?」


「というわけで、気持ち悪い女は私の拳でブッサーからバッサーに変えてやるよ」


「藍華も将来は女子大生になるかもしれないんだよ?」


「そういう人間じゃないのと一緒に居るよ。誰だって度が過ぎている馬鹿とは一緒に居たくないでしょ。後、度が過ぎた馬鹿が少ないところに入るよ。金だけじゃなくて、ちゃんと世の中の秩序に対しての最低限の知識がある人達が居るところに入る」


「世の中の秩序を乱しまくってるのによく言うわ。ブーメランブッ刺さってるよ」


「度が過ぎた馬鹿っていうのは、そういうのを知らない癖にやらかした後に「知らなかったんだよ!」とか逆ギレをかますようなことを言ってるから。流石にこれを馬鹿とは言わないで何て言えばいいの?ってなるわけで」


「法律は「知らなかった」は言い訳にならんからな。「知らない方が悪い」っていうのが法律の前提みたいなところある」


「ちゃんと義務教育で教えておくべきだと思う」


「義務教育ちゃんと通ってねぇよな?っていうレベルの人間とは関わらないのが自分のためだよね」


「うんうん。間違いない」


「藍華が大学行くなら……私も藍華と同じ大学に行こうかな~。ずっと側に居たい」


「本当にストーカーだな。てか、私の目指す大学に入れるっていう確固たる自信があるっていうのは?私がそこそこの難関大学を目指していて、そこに受かったらどうするの?」


「藍華で受かるなら私も受かる」


「その理由とは?」


「聞かなくても察しているでしょ?」


「私よりも自分の方が勉強は出来るから?」


「うん。大正解」


「私のことを馬鹿だって言いたいのか!?認めますけど!」


「勉強"は"だからね?勉強だったら藍華よりは出来るっていうだけ。それ以外で藍華に勝てるのは足の速さくらいだと思ってるから!」


「勉強と走力なら負けないって………言ってることが小学生やん」


「男子小学生だったら女子からチヤホヤされてたな」


「遥華は今、女からチヤホヤされているやろ?」


「されてるけど………なんか違うんだよなって思う。ファンにチヤホヤされるのは私の中では違う気がする」


「ファンは金蔓ってか?」


「…………………………うん」


「否定しないんかい!」

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