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◈華鳥風月◈【アイドル詐欺師、往来の隨の百騎夜鳥】  作者: 結城斎太郎
"SIX IMPOSTORS" AND "WHITE LIGHTNING"
1090/1612

1076件目【アイカ「天使と香辛料」】

「うわっ………!くさっ………!」


「まずはヘリウムガス吸ってからだね」


「そうだった、そうだった」


「何の躊躇いも無くやれるのが凄いわ」


「うん。ちょっとビックリ。本当に素人なんか?コイツ」


「スゥゥゥゥゥ…………」


「イケる?」


[アー、ウン。ゼンゼンダイジョーブソウダヨ]


「ふはははは………!」


「声が………!」


「ただでさえ高い声が余計に変な高さになってる………!」


「破壊力半端ねぇわ………」


[イキマース]


「おぉぉぉ………!?」


[クセェナ]


「喋るだけで面白くなっとるわ」


「どお?遥華」


[ウワッ………!?アァァァァァハーーーーー!カライィィィィイイイイーーーーー!ナニコレ!?マズッ!オエッ!マズイ!マズイ!マズイ!マズイ!マズイ………!]


「「「ぎゃはははははは!!!!」」」


「声が………!本当にツボ………!」


[マズーーーーイ!ナニコレ………ウェェェェー!]


「まだ全然残ってるじゃん」


[アァァァァァハ…………!アァァぁぁぁ………あっ、声戻っていた。本当に辛いッ!マジで辛い!これはヤバいぞぉ~?」


「なんか、キー的にはそんなに変わらないのは気のせい」


「常時ヘリウムガス吸ってるみたいな声の高さなんか」


「失礼しちゃうな」


「じゃあ、どんどんいっちゃいまっしょい!」


「マジで辛いんだよな。辛くて美味しいとかなら良いんだけど………ただただ辛いのは本当に無理よ」


「文句言いながらもちゃんとやろうとするあたり」


「スゥゥゥゥゥ…………」


「本当に嫌がってるのに、変わらずに躊躇無いのジワる」


[フゥー、アァー、ヤリタクナイナー]


「喋ってるだけで駄目だわ………!」


「いひゃひゃひゃひゃひゃひゃ………!」


[カライッテヨリモ、イタイシマズイノガホントウニイヤナンダヨナ……ゲホッ!ゲホッ!]


「おっ、いったいった……!」


「結構まぁまぁの量をいくんだよなぁ~」


[アァァァァァーーー!ダダダダダダダダダダダー!イダァァァァァァ!!ノドガ!ノドガ!ヤケルゥゥゥゥ!オエッ………!ヤベッ!ノドニキタ!]


「尊敬だわ。遥華」


「ほぼ素人で、ここまでのことをやれるのは凄い。リアクションに関しても良いし。これだけでも撮れ高十分だよ」


「これ、YouTubeに乗せておくか。ヒト娘プリティーダービーの番外編みたいな感じで、終わった後の高校生達の悪ノリみたいなので」


「一応、載せるつもりだよ。これ以外にも藍華達の大食いのシーンとか、柚依と水月が曲作ってるところもとかも撮ってるから」


「遥華のだけは別枠で動画上げてほしい。これは逸材」


「そうしようかなって思ってる」


「うわぁ………からっ………これは明日の尻穴が終わるわ。尻穴ヒリヒリ確定申告っすわ」


「コメントもちょいちょい藍華っぽいんだよな」


「私、こんなんだな………って思うと、ちょっとキャラ変したくなるな」


「誰かに影響を与えられるって凄いことだから変える必要は無いと思う」


[ソウダヨー]


「わざわざヘリウムガス吸い直して話さんでもいいんだよ?」


[チョットイマカラデモプロイシキヲタカメニ]


「言ってることは真面目なのに、声がナメ腐ってる」

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