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◈華鳥風月◈【アイドル詐欺師、往来の隨の百騎夜鳥】  作者: 結城斎太郎
第1章◀❮⦅ STAY M²AGICALLY GIRLS ⦆❯▶
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104件目【アイカ「周りの人間について、心配事が多すぎる」ミツキ「お前も大概」ミク「右に同じく」アイカ「ブッ殺すぞ」】

「はぁ………責任が少ない人間は呑気なもんだよ……いざとなったら、社長と由利ちゃんに責任転嫁して飛んでやろうかな」


「変な気を起しちゃやーよ★」


「……………………………あ"っ?」


「すみません。藍華様。調子に乗りすぎて申し訳ございません」


「謝るくらいなら最初からやるなって教わらなかった?」


「それは教わった記憶はない」


「私も無い」


「藍華って昔からだけど、どっからガチでどっからボケなの?」


「自分でも分かってないから安心して」


「安心の真逆な件」


「激しく同意なり」


「自分でも分かってないとか危険過ぎるわ」


「人間なんて所詮はそんなもんでしょ」


「お前が人間代表を語るな」


「藍華が人類代表だったら世界が終わる気がする。人間のヒトとしての生態系が終わる」


「一応は地球上の生態系のトップは人間なんだから、そう簡単に崩れたりはしないでしょ」


「逆に人間が無くなっても別に他の生態系は無くならないとか言われてるけどね。トップなだけで特に生態系に貢献していないのが人間だから。とりあえず飾りみたいなトップって、どっかの科学者が言っていたような気がする」


「科学者も言うて自分の価値観でしか物喋ってねぇからアテにならねぇよ。「これはこうだ!」とか「違う!こうだ!」って………明らかに答えは一つしか導き出せないようなことでも言い争ってるじゃん。あんまり頭の良い生物じゃねぇよなっていうのが正直な感想だよ」


「藍華って本当に敵をすぐに作る癖は直した方が良いんじゃないかなって思うのは私だけかな」


「私も思う」


「敵が増えたなら潰せば良いだけのことでしょ。日本に居る限り、敵は作っても日本人特有の「誰がやってくれるでしょう」精神なら安心して生きてられるわ。少数派で行動している奴が居るなら、尊敬の意を示しながら殺してやるよ」


「タバコ咥えながらガチでやりそうなことを言ってるからな………ヤの付く自営業の人やDQNとかをすこぶる嫌いな人間が、それ以上にヤバい人間になっちゃっているのは本末転倒にも程があるよ」


「人間は本末転倒をしてこそ、何か見つけるっていうのもあるって私は信じているから。間違いをしねぇ人間なんて居ないんだから、その培った間違いをどう料理するかは当人次第でしょ。その料理の仕方が日本人にとっては至難の業……というか、脳ミソ足りてねぇ奴等が多すぎるから、人間に産まれるのは間違ってる奴は多い。お前らと同じことをするならチンパンジーでもニホンザルでも生まれ変わっても出来るって思うもん」


「藍華、本当に最近すぐに変なスイッチ入るよね……」


「こんなんだけど、めちゃくちゃ神経質だから誰よりもストレス溜め込みやすくて、その上でストレス過多の環境に居るから、精神的にもやられてるじゃない?ストレス抱えすぎて色々と通り越した人間の成れの果てが藍華」


「元から人間辞めてるよなー、コイツって思ってたから。特別驚くことでもねぇか」



…………口は災いのもとっていうのは、こういうことを言うんだなってことを身をもって改めて知りました。

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