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◈華鳥風月◈【アイドル詐欺師、往来の隨の百騎夜鳥】  作者: 結城斎太郎
第1章◀❮⦅ STAY M²AGICALLY GIRLS ⦆❯▶
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1016件目【トウカ「藍姉ちゃんの事で分からないことなんて、無いに等しい」】

「アップルジュース?藍華っていつもはコーラとかじゃないの?」


「いや、その、ちょうど………アップルジュース飲みたいなっていうのを頭の中で思い浮かべていたところだった。それで本当に藤華がアップルジュース持ってくるとは思わなかった。なんで分かったの?」


「そんな顔していたから」


「えっ?どういう顔?アップルジュース飲みたがっている私の表情ってどんな顔になってるの?」


「どんな顔になっているのかっていう説明は出来ないけど………まぁ、私にしかわからない微妙な変化っていうことにしておいてよ♪」


「軽くホラーなんですけども?いや、軽くところじゃなくて普通にホラーなんですけど」


「これが、愛が重馬場というヤツか………」


「みっけが急に入ってきたな」


「あれは無視していいよ」


「なんでやねん」


「無視無視」


「ちょっと、私の扱いが酷くない?テーブルが違うっていうだけで、そんなに差別されることってある?隣の席から、若干のATフィールドを感じるんですけど?いつからATフィールドを展開していたんですか?」


「私はみっけ姉ちゃんに対して、前からATフィールドを全開で展開しているよ」


「それはちょっとショックなんだけど」


「割とガチだった。昔のDQN時代は本当に関わりたくなかったから。常に高圧的で他人を威嚇して歩いているような生き物を同じ人間とは思えなかったからさ」


「…………………………………………………………………」


「みっけ、メンタルをガチでやられてしまった模様です」


「結構ガッツリメンタル削られた模様ですな」


「ちょっと可愛そうだな」


「私は何とも思わない」


「藤華、マジで対応アイスエイジなんですけど」


「何言ってんの?」


「ほらっ、やっぱりツッコミの鋭さとかも、私にだけ何か鋭さが違うじゃん。めっちゃシャープなツッコミが入れられてるんですけども?」


「だから?何?」


「………………………………………………………泣いてもいいですか?」



「無駄に3点リーダーを使わないの」


「無駄にとか言わないでよ。本当に傷付くじゃん。私のライフポイントはもうゼロよ」


「そこから更に追い討ちを掛けてオーバーキルさせてあげましょうか?」


「なかなかの鬼畜発言で笑えないんですけど」


「お待たせしました~。チーズインハンバーグとライス大盛のセット、ビーフハンバーグステーキとライス大盛のセットになります~」


「「はーい」」


「めっちゃ食うやんけ。藍華に関しては3セット目やぞ」


「まだまだイケる」


「私もまだまだイケる」


「2人とも、既に山盛りポテトが半分以上も無くなっている………しかも、藍華に関しては無くなりかけているし。どういう胃袋してるの?そんなに早いペースで無くなるようなもんじゃないよね?本当にブラックホールかよ、胃袋」


「アップルジュース、旨いわ~」


「もきゅもきゅもきゅもきゅもきゅもきゅ………」


「藤華のモキュモキュ食ってる感じがちょっと面白い」


「別に何にも面白い………んふっ、ことなんて無いじゃん」


「藤華はちゃんとゲップは音出さないでするんだね。偉い偉い」

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