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◈華鳥風月◈【アイドル詐欺師、往来の隨の百騎夜鳥】  作者: 結城斎太郎
第1章◀❮⦅ STAY M²AGICALLY GIRLS ⦆❯▶
1022/1612

1008件目【ユイ「コイツ等、うまぴょいしたんだ!」サキ「それ、意味変わってくるから」】

「あっ、それと。ウマ娘は意外と容量食うから気を付けてね」


「大丈夫、大丈夫。容量には余裕があるから。あまりアプリとかを入れていないからさ」


「私は結構入ってるけどね」


「藍姉ちゃんは仕事で使うものばっかりじゃん。GoogleドキュメントやWordやらをインストールしている高校生、なかなか居ないよ。ちゃんと仕事して使っているし」


「アーカイブ管理として必要なんだもん。後はスプレッドシートとか………Excelとかも入ってるかな?ゲームアプリは……アングリーバード、麻雀、花札、ウマ娘くらいか」


「花札と麻雀はゲームアプリっていうのは、ちょっと違うかも」


「となると、ちゃんとゲームアプリはアングリーバードとウマ娘だけだわ。それ以外は元から入ってるアプリと仕事で使うアプリしか入ってない。メモ帳のアプリだけで3つくらいあるし」


「そんなに入れてるんか!?」


「用途によって使い分けてるから」


「流石ですな」


「藍華ってそういうところは本当にマメだよね」


「マメっていうか、こうしないと分からないくらいにデータ量っていうか………情報量が多いんだよ。一つのファイルアプリで管理出来るようなもんじゃないくらいになっちゃっているから。一つで管理すると、古い方とかはしたに行っちゃって探すのが面倒臭くなっちゃうから。ファイル名とか付け忘れたりすると本当に面倒になっちゃうから……後は報酬の計算とかもあるから。そういうのを効率良く、自分のやりやすいようにやっていたら、そういう系のアプリがどんどん増えていった」


「藍姉ちゃんって文系なのか理系なのか、よく分からないよね」


「ガッツリ文系だよ。数字とかそんなに得意じゃないし。報酬の計算くらいなら四則出来れば良いだけだから。因数分解とか使わないから。10進数以外の数も使わないから。2進数も使わないな………」


「ウマ娘の話から、何故かデータ管理の話になってしまった件」


「藤華が話題が変わる切っ掛けを作ったんだけどね」


「……………あぁ、そっか。私か」


「あっ、そうだよ。ウマ娘の話をしていたんだよ。インストール終わった?」


「終わった終わった」


「後はチュートリアルとか見ながら自分で進めていった方が良いかもね。こういうのはやり方を教わるよりも自分でやり方を探っていった方がいいから」


「それは大前提よ。何も分からないところから、自分なりに色々と探っていくのもゲームの醍醐味だから」


「よく分かってるじゃないか~」


「凝り性なところも似てるんか………コイツ等は」


「お待たせしました~。チーズインハンバーグとライス大盛セット、それとライス並盛のセットになります」


「並は柚依か。あっ、大盛は私です」


「ビーフステーキのお客様は少々お待ちいただければ幸いです。では、失礼いたします~」


「はーい」


「…………………………………………………………」


「藍華、どうした?」


「あの店員さん、めっちゃ可愛くなかった?いや、本当に可愛い。彼氏とか居るのかな?ちょっと、連絡先とかでも聞いてみようかな?」


「止めなさい」

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