表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

30/41

28:公認

『日本政府公認相談所』


 申請が通り、改めて作り直した看板を見る。素晴らしい出来じゃないか。


「ヤマトさん、この看板だとまるで政府の職員がやっているように見えますよ」


「それが狙いですから」


「え――」


 別に嘘は書いていない。世の中の出来事を相談でき、解決するための組織として政府に申請を出した。慈善事業なので申請はあっさりと通ったので改めて看板を作り直した。


少し『日本政府』の文字が大きいが、まあ怒られない範囲だろう。


 使った手法は、まるで公式のような名前にすることによって安心感を与え敷居を低くする戦法だ。日本ってついてると安心感があるだろう。


「ヤマトさん、これうちのボクシングジムの名前がないんですけど……」


「ちゃんとありますよ、ほら端っこのほうに……」


「サイズ小さすぎません!?」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ