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23:決闘の裏側で

「……残念なことに、ヤマトさんの懸念した通りカイトさんは西東組と繋がっていました」


「……チャンスだ」


「え?」


何が? カイトさんが西東組と繋がっていたことがだろうか?


「話を聞く限りカイトさんは脅されてやっている可能性が高いです。なので助けてあげましょう」


「な――! 相手はヤクザですよ! 正気ですか!?」


信じられない。だけど以前僕を助けてくれたように、今回もきっと何もかも救ってくれるのだろう。


「当然です。それに勝算はありますよ」


そしてこの人には一体、何手先が見えているのだろう。


 ヤマトさんがカイトさんを助けに向かい、僕は別の作戦を行う。


「ふぅぅぅぅ」


今からやることを考えると、緊張してしまう。だが失敗は許されない、チャンスは1回だ。


 そんな時、ヒュゥゥゥゥゥゥと一陣の風が吹き、ドシンという足音が聞こえる。


「さあ、追いかけっこです」


命をかけた鬼ごっこが始まる。


 ヤマトさんから伝えられた作戦はフィールドボスを釣ることだった。フィールドボスの特徴の一つにプレイヤーを目視した瞬間に追ってくるという特徴がある。その特徴を生かし僕を追わせる。


「う、ぉぉぉぉぉおおおおお」


 後ろからドシンドシンと走る音が聞こえる。後ろを振り返っている余裕はない。とにかく一歩でも遠くへ逃げる!


 予定場所まで辿り着き、隠れる。フィールドボスはプレイヤーを見失った場合、最後の見つけた場所まで行き、いったんそこで立ち止まる。少しキョロキョロとした後、見つからなかった場合はターゲットが切れる仕様となっている。


(全てヤマトさんが言っていた通りだ……!)


 同じ作業を数回繰り返し、ヤマトさんとの合流地点まで辿り着きターゲットを切る。


(あとは任せました、ヤマトさん)


 作戦成功の無事を祈る。


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