こんなはずじゃなかったのに!
ふと目が覚めた。
なんか1週間ほど寝てたような感じがする...
ずっと寝らずにゲームしてたからこんなこと...いやそんなことないよな?さすがに1週間は寝れない。
てか、ここどこだよ。
彼は真っ白な部屋に閉じ込められていた。
なにこれ誰かさんのドッキリか?ったくもう、家帰ってゲームの続きがしてーっつうの
そんなことを思っているとどこからか声が聞こえてきた。
「勇者よ、再び我らの国を守りたまえ!」
「は?」と彼はわかりやすく反応した。
その時、体全身が光に包まれた。
「おいおい!これはさすがにやりすぎだってー!!」
一時して目を覚ますと、場所が変わっていた。
「どこだ...ここ...」
彼は辺りを見渡す。周りには鎧を来た人や杖を持った人...変な生き物?みたいなのも居る。
すると「勇者様がおいでなさったー!!」と言う声とともに周りの人は鼓膜が破れるぐらいに叫び散らかした。
うぜー...ってかこれはどういう状況なんだよ?
ふと視線を変えると、そこにはいかにも王様っぽい人が目の前にたっていた。
「よく来てくださった、勇者テルマ ヨネクラ。」
これは、彼の人生が変わる大きな出来事であった。