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村娘Aが勇者を殺すまで  作者: 藤森ルウ
第2章 聖都編
25/76

登場人物紹介(第2章終了時点)

こちらは第2章終了時点での登場人物のまとめです。

第2章終了時点でのネタバレを含みますので、ご了承の上で閲覧ください。


 


○アリソン(16歳ぐらい/まだ人間)

 灰色の髪に、灰色の目をしていた少女。

 家族を勇者に殺され、自身も殺されるところだったが、意図せず匿う形になっていた魔人イグニスによって魔界へと送られ、九死に一生を得た。その後、エリザベスに「勇者とその仲間の心臓を使って家族を生き返らせる方法がある」と誘惑され、魔人側に協力し、勇者を殺して家族を取り戻すことを決意する。

 本人の認識では人間側の敵に回った意識は薄く、単に「家族を生き返らせてもらえる」ことに気を取られている。


 異能⋯⋯炎を操ることができる。


○ラズ(16歳ぐらい/人間)

 黒髪に、伏し目がちな蒼い瞳が印象的な少女。右頬に黒い切り傷のようなものがある。

 イグニスとは互いに思い合っていたが、彼の死を『残留思念』によって知り、勇者への復讐を決意する。また、アリソンが彼を魔人と知った上で勇者から庇ったことを彼の残留思念を通して見ているため、最初からアリソンに対して好意的。

 本人は常に冷静なつもりだが、実際は情熱的。相対する相手を煽りがち。


 異能⋯⋯付近にいる死者の残留思念を読み取り、死の間際の出来事や感情を追体験できる。ただし、自分で制御はできないため、意図して使用することはできない。また、大変な苦痛を伴うことが常であるため、ラズ自身はこの能力を嫌っている。


◇◆◇


 魔界の住人たち


○魔人の長(年齢不詳/魔人)

 老木の姿をした魔人で、魔人を統べる存在。

 アリソンに魔人に与するよう願い出た。


 異能⋯⋯不明。


○エリザベス/ベティ(年齢不詳/魔人)

 足を覆い隠すマーメイドドレスを着た、優雅でたおやかな女性。

 アリソンに「家族を生き返らせる方法がある」と教え、勇者に復讐するよう持ちかけた。

 親しい者たちに自分のことを「ベティ」と呼ばせている。


 異能⋯⋯水を操ることができる。


○イグニス(年齢不詳/魔人)

 故人。

 勇者に襲われ逃げているうちにドルフ村に辿り着き、彼が魔人だとは知らないアリソンや村人たちに手厚く看病された。

 人間と和解したいという考えの持ち主で、人間に対して友好的。

 ラズとは互いに思い合っていたが、気持ちを面と向かって伝えたことはなかった。


 異能⋯⋯炎を操ることができる。アリソンに継承済み。


◇◆◇


 勇者一行


○レインナート・ローウェン(25歳/人間)

 伝説の聖剣フォルティスを扱う勇者。橙色の髪に緑の目をしている。

 魔人をひどく憎んでおり、魔人と魔人に与すると彼が判断した者に対しては一切容赦せず、魔人に対してどこまでも残酷になれる。

 仲間の中でも、特に古参であるマルガリータとドワイトのことを信頼している。


 アリソンとラズからそれぞれ家族や愛する人を奪った憎い仇。


○ドワイト・ダーモット

 常に鉄兜で顔を覆い、重鎧を着込んだ騎士。

 寡黙で無口な男。


○マルガリータ・トビアス(24歳ぐらい/人間)

 赤い巻き毛の妖艶な美女で、酒場の踊り子から勇者一行に加わった経歴を持つ。

 レインナートのことを親しみを込めて「レイ」と愛称で呼ぶ。


○セネカ・レミントン(14歳/人間)

 中性的な顔立ちに黒髪の少年。天才魔術師。

 プライドが高く、ヒナコのことを見下しており、何かと暴言を吐いていた。


◇◆◇


 聖都編の登場人物


○ヒナコ/ニーナ(16歳/人間)

 2年前に、聖女として異世界から召喚された、茶色い髪と茶色い目の少女。本名は新名日奈子。

 元の世界では体の不自由な兄の介護や家事などを押し付けられており、無自覚のうちに不満を溜め込んでいた。

 抑圧されてきた結果、人に逆らえない性格に育ち、勇者の虐殺行為を見てみぬ振りをしていたものの、最終的にパーティを離脱。聖都で「シスター・ナナ」として過ごしていた。

 アリソンに論され、贖罪のために生きることを決意し、大司教に反旗を翻す。

 ルークのことを特別に想っている。


○ルーク(14歳/人間)

 スラムで子供たちのまとめ役をしていた、赤い長髪の少年。そばかすがある。

 治癒術の才を持っていたため、教会に引き取られ、大司教による様々な悪趣味に付き合わされていた過去を持つ。そのため、特権階級に対する嫌悪感が人一倍強い。

 ヒナコのことを特別に想っている。


○タンブルウィード大司教(50代/人間だった)

 聖都の実権を握る権力者で、聖都編の黒幕。

 見た目は人の良さそうな初老の男だが、中身は残虐趣味とペドフィリアを併せ持つ最悪な存在。多くの子供を亡き者にしてきた。

 聖都全体に魔術をかけ、聖女を姪のイライザであると洗脳していたが、そもそも姪はいない。隠し子はいる。

 

○イライザ(18歳ぐらい/人間)

 桃色の長髪の美少女で、ヒナコの代わりに聖女として扱われていた。

 アリソンたちに偽物であると見破られた際、大司教の姪を名乗るが、大司教に姪はいない。


○キッド(5歳ぐらい/人間)

 スラムの子供で、ルークを兄のように慕っている。

 大司教の命で一度は連れ去られるものの、アリソンとラズの手により奪還。

 アリソンにとっては弟のルノーを思い起こさせる存在。


◇◆◇


 その他の登場人物


○ジョアン(16歳ぐらい/人間)

 アリソンの幼馴染で、茶髪に赤い瞳の少女。

 村を飛び出し王都で騎士となった後、団長の勧めで帰郷し、アリソンと再会を果たした。

 勇者であるレインナートに憧れている。


○トマス(40代/人間)

 ジョアンの父で、アリソン一家とは家族ぐるみで付き合いがあった。

 村で唯一読み書きができる人間として村と行商人の間の交渉などを一手に引き受けていたが、その一方で金を横領していた疑いがある。

 イグニスが魔人であることに気づき、勇者に告発した張本人。



最後まで読んで下さり、ありがとうございます。

いつも本編を書いているときは、「この人誰だっけ?」とならないよう気をつけて書いているつもりなのですが、どうしても作者と読者では情報量が違うので、混乱させてしまっていたら申し訳ないです。


登場人物のまとめといっても、どのぐらい書いていいのか分からず、できるだけコンパクトにまとめましたが、如何でしたでしょうか。もっと詳しく知りたいとか、もっと情報少なくていいとか、良かったらご意見聞かせてください。

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