7/8
乖離
もはや、あんまり詩ではないけれど……オマケ、ということで。
大した内容でもないので、読まなくても大丈夫でございます笑。
いつの間にか、近所の帰り道にいた。
スーパーで買い物をしていたはずなのに、一体どうしたことだろう。
※ いつの間にか、自宅の部屋の中にいた。
「おかえりなさい、今日も大変ね」
近所の帰り道でいつも掃除をしているおばさんがホウキを持って、そこにいた。
わけが、わからない。
私は悲鳴を上げて、ソコから逃げ出した。
※ いつの間にか、電車のホームにいた。
なんとか私は逃げきった。
彼女もここまでは追いかけて来ないだろう。
※ ……そして、いつの間にか、終着点に、ついていた。
ここまで逃げる必要もなかったのだか、知らないうちに、なんやかんやで、ここまで来てしまった。
「まもなく電車が到着します~ ご注意ください~」
そろそろ電車が到着するようだ。
私は人込みをかき分けると。
向こう側に開けた新しい世界に向けて、一歩を、踏み出した。
※
ヒント……主人公が体験した出来事と、実際に起こった出来事との間に、※の乖離があります。