表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/8

胸をつかれた話

 時計の針が2時を、回ったので。

 僕も散歩がてら町内を、周る。


 空は曇天で太陽なんて、もちろん見えないから。

 僕の人生の先行きだって、とうぜん見えない。


 近所の神社に、立ち寄って見ると。

 巫女さんと思われる女性がご神木の傍に、立って寄っているのを見かけた。


 僕が運命を、感じたためか。

 彼女も僕に、勘付いた。


 僕の鼓動が、高鳴って。

 彼女も下駄の音を、高く鳴らす。



 僕は、引き攣った笑顔で

「こんばんは」


 彼女は、満面の笑顔で

「 見 た な 」



 彼女の、笑顔に僕は胸を()かれる。

 彼女は、

ヒント……「こんばんは」ということは、夜?

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ