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無双転生。脳筋が進む異世界冒険潭 作者:ごりマッチ

一章~転生~仲間達

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謝罪

此処が何処か。確実な答えは出せないが、恐らく此処が魔族領土とやらなのだろう。
俺が、先程まで追いかけていた少女を探そうと、歩き始めようとすると、
「んねぇ君ぃ。人間かぁい?もしそうならさぁ、なんでこっちの世界に居るわけぇ?」
先程まで楽しそうにパレードを催していたピエロらしき魔族の男が、俺の前に出て、歩みを停めさせてきた。
うーん、なんとも言いづらいんだけどなぁ。
だって、怒濤の勢いで出会った魔王を名乗る少女を追いかけて、いつのまにか此処でした!は、まぁまぁヤバイ奴だろう。
とりあえず適当にはぐらかす事にする。周りからの視線もあるし、速く此処から離れたいからね。
「いやね?なんか良くわかんない階段登ったら、いつの間にかこの良く分かんない場所に着いたのよ。信じてくれ。マジで本当だから。」
ガチではあるが、少し違う事実を言う。すると、「.... なんで、此方来れてるの?」
俺を遠くから眺めていた魔族の人々の間から、例の少女がそろそろ出てきた。
俺が「あ。」と口にすると、
「ん?何々?君、第五王女様を知っているのかい?」
ピエロさんが、例の少女を王女だといい放った。うん、王女と言った。.... .... .... 王女?
「おい、あの人間、手に血が付いてるぞ?」
「我らと同じ魔族の血の匂いがするな。何故だ?」
なんか俺が思考を止めていると、周りがざわざわし始めた。手?そういや見てなかったか。
右手を見てみると、
ポタッポタッポタッ。え、滅茶苦茶血が垂れている。しかも、帰り血。これ、もしかして、
俺が少女を見つめると、
「うっ。もう会いたくないんだけどな、僕。安心して。君につけられた傷、もう完治してるから。」あまり聞き心地の良くない言葉を言ってきた。うん、可笑しくないかな。なんであのダメージ治るわけ?
すると、それを聞いたギャラリーが、
「あのもの、もしや王女に傷をつけた人間ではないか?」
「なんだと、人間が王女の肉体に、傷をつけた?」ワーワーいい始めた。
ああ~、めんどくせぇ。どうせこんな感じかなとは思っていたが、予想通り過ぎて怖いわ!
っと、そうだそうだ。
「悪いな、さっきお前の事殴っちまって。謝りに来たんだ。」ちゃんと謝っておく。すると、
「.... そうなの。まぁ、僕もあんなの見られちゃったし、別に良いよ。」
一応御許しを頂いた。が、あの時はしょうがなかったよな?だって、ハフェル達を敵としてすら認識してなかった事に、少しキレちゃったんだし。そう思っていると、先程まで俺を見ていたギャラリー達が、一斉に俺の所まで寄ってきて、
こう言ってきた。
「お前、人間なんだろう?どんな小細工で、王女に傷をつけたんだ?」「教えてくれ。俺達魔族は、イベントが無いから、暇なんだよ。」
どうやら、何かイベントがある度に、それらに食い付くらしい。にしても、こんなファンタジックな雰囲気の町並みに住んでいて、飽きるもんなんだな。というか、こちらの言葉を待っているので、言ってあげる。
「小細工も何も無いさ。腕力だよ、腕力。」
俺がそう言うと、周りが絶句する。うん、何故?俺が何でなのか分からずに固まると、王女、というか、俺からしたら少女--が近付いてきて、俺の近くどこんな事を言ってきた。
「そんな言葉、通用しないよ。だって、貴方だけが、人類初、力だけで魔族に傷をつけた人なんだから。」ああ、なるほどね。そういや、かなり硬かったね、皮膚。
俺がどうしたら良いか分からずに、道の真ん中に生えている紫色の木に寄り掛かっていると、
「そういうならさぁ?僕ちんと腕相撲しようよぉ!」ピエロが、提案してきた。するとだ。
俺が何か言う前に、
「ほう、面白そうだ。」「この机を使え!」
何か、やらなきゃならない雰囲気になった。
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